演習 3: 図面からのデータをクエリーする

図面をマップにアタッチしても、図面内のオブジェクトはすぐにマップに表示されません。そのオブジェクトをクエリーする必要があります。アタッチした図面ファイルは、郡ごとに定義されているポリゴンで構成されたカリフォルニア州の地図です。レディング市はシャスタ郡にあるので、シャスタ郡の境界線をマップに追加します。データの抽出は場所、プロパティ、またはデータを基準にクエリーを実行して行います。今回は郡名を基準にクエリーを実行します。郡名はオブジェクト データとして保存されています。

注: この演習では、前の演習で作成し修正した build_map1.dwg マップを使用します。

図面データをクエリーするには

  1. build_map1.dwg ファイルで、[ホーム]タブ [データ]パネル [クエリーを定義]をクリックします。
  2. [アタッチされた図面のクエリーを定義]ダイアログ ボックスの[クエリー タイプ]で[データ]をクリックします。
  3. [データ条件]ダイアログ ボックスで[オブジェクト データ]オプションを選択します。
  4. [オブジェクト データ フィールド]リストで、[NAME]を選択します。
    注: [テーブル]の設定は変更しないでください。
  5. [演算子]を = のままにします。[値]に Shasta と入力します。

    クエリーでは、大文字と小文字を区別します。必ず上記のとおり入力してください。

  6. [データ条件]ダイアログ ボックスで[OK]をクリックし、[クエリーを実行]をクリックします。
  7. [表示]タブ[ナビゲーション]パネル[ズーム]ドロップダウン[オブジェクト範囲]をクリックします。

    シャスタ郡境界がマップに表示されます。

  8. 作業を保存します。[保存]をクリックします。
注: チュートリアルを進めていくと、警告が表示される場合があります。現在の図面にあるクエリーされたオブジェクトとアタッチされた図面との間の関連付けが、現在の図面ファイルを閉じると失われるという警告です。このメッセージは、元の図面ファイルに加えた変更の保存を促すためのものです。このチュートリアルではシャスタ郡の図面は編集しないので、この警告は無視してかまいません。

このチュートリアルを続けるには、「演習 4:[データ接続]を使用する」へ進みます。