レッスン 7: マップをパブリッシュする

地理参照のあるマップを DWF 形式でパブリッシュして、最終的に Web またはイントラネットで表示します。DWF(Design Web Format™)は、オートデスクが開発したオープンで安全なファイル形式で、工学設計データの共有を目的としたものです。DWF ファイルは高圧縮されているため、サイズが小さく、高速で伝送と表示が行われます。この形式ではオブジェクト データ、フィーチャ属性、マップのグラフィックス要素が保存されます。

DWF ファイル内のすべてのモデル空間マップに座標系を割り当てている場合は、パブリッシュ操作によって自動的に座標情報が経度/緯度座標に変換されます。Autodesk Design Review は、座標を入力すると、特定の位置に自動的にナビゲートします。マウスをマップ内の任意の位置に移動すると、その位置の座標が表示されます。現地作業員は、NMEA 0183 プロトコルを使用する GPS 装置を組み込んだコンピュータを使用して、GPS 装置によって表示される座標にマップの中心を位置付けることができます。その結果、マップ内に[my coordinates]アイコンが表示されます。

DWF 形式のファイルは Autodesk® Design Review を使用して表示できます。この製品の製品情報とダウンロード リンクについては、オートデスク Web サイトの Autodesk Design Review のページを参照してください。Autodesk Design Review は、Autodesk® DWF Viewer の最新のバージョンです。これには、DWF コンテンツを計測、マークアップ、スタンプ、レビュー、変換、および集計する機能が備わっています。