データをインダストリ モデル フィーチャに変換するには

変換の過程で、ソース データから現在のインダストリ モデルの対応するフィーチャ クラスおよび属性値へのマッピングを定義できます。一度の操作で複数のソースを変換できます。ソースにフィルタを適用して、それぞれのソースから希望のデータのみを変換できます。

データをインダストリ モデル フィーチャに変換するには

  1. AutoCAD Map 3D ツールセット で、メンテナンス ワークスペースに切り替えます。
  2. プロジェクトまたはインダストリ モデル テンプレートまたはファイルを開きます。

    現在のインダストリ モデルは、変換データのターゲットになります。

  3. : [挿入]タブ > [読み込み]パネル > [インダストリ モデルに変換]をクリックします。
  4. [インダストリ モデルに変換]ダイアログ ボックスの[ソース データ]領域で、次のいずれかをクリックします。
    • ファイル ベース ソースを追加。DWG、SDF、SHP、および SQLite ソースのデータを設計フィーチャに変換するには、このオプションを使用します。
    • : [変換する FDO 接続ソースを追加]。FDO 接続のデータを設計フィーチャに変換するには、このオプションを使用します。まず[ホーム]タブ > [データ]パネル > [データ接続]を使用してソースに接続する必要があります。
    • [変換するインダストリ モデル ソースを追加]AutoCAD Map 3D ツールセット エンタープライズの旧バージョンに保存されているデータを変換するには、このオプションを使用します。この場合、最小限のマッピングが必要です。
  5. – ソース データを追加し、インダストリ モデルを割り当てたら、[自動マッピング]ボタンをクリックして、データ マッピング処理を行うことができます。

    フィーチャ クラスとそのプロパティには論理名がないことがあります。マッピング プロセスでは、わかりやすい論理名を設定できます。たとえば、EL_OH_CONDUCTOR などのフィーチャ クラス名を使用する代わりに、電線という名前でマッピングできます。

  6. マッピング プロファイルを保存した場合、[ソース データ]リストの下部にある[ロード]をクリックし、保存したマッピング プロファイルを指定します。

  7. 必要に応じてマッピングに関するチェック ボックスをオンまたはオフに設定し、[変換]をクリックします。

    複数のソースを選択して変換できます。

    ヒント: データ マッピング領域のソース データ列を右クリックするとメニューが表示されます。このメニューで、すべてのフィーチャとプロパティを選択または選択解除を行うことができます。
  8. ソース データにフィルタを適用するには、データ ソースを右クリックし、[ソースをフィルタ]をクリックします。

  9. 必要な場合は、ソース データに割り当てられている座標系を変更できます。ソースを右クリックし、[座標系を設定]をクリックします。
  10. [データ マッピング]領域で、ソース データの項目と、インダストリ モデル データ モデルのフィーチャ クラスおよび属性間のマッピングを定義します。

    ソースが DWG の場合、インダストリ モデル内の対応するフィーチャ クラスに対して、画層、図形、またはブロックからマッピングを作成できます。ドロップダウン リストから、[図形][ブロック名][画層]、または[オブジェクト データ]を選択します。

    特定の属性間のマッピングを作成するには、ソース リスト内の目的の属性をクリックし、[すべてのモデル]列のドロップダウン リストをクリックします。

  11. ソースのマッピングが完了したら、そのマッピングをプロファイルとして保存できます。今後の変換時に、後でそのプロファイルを再ロードできます。[ソース データ]リストの一番下のドロップダウンで、[保存]をクリックします。
  12. フィーチャの接続を検証し、設計の検証規則を実行するには、[トポロジを再初期化して検証]を選択します。

    このオプションを選択すると、ソース データの変換時に[トポロジ チェッカー]パレットで発生した接続と規則のエラーが表示されます。

  13. ソースとインダストリ モデル間のマッピングの作成が完了したら、[変換]をクリックします。