ファイルの通知

#filePreOpen:(integer | undefined)

新規ファイルを開く前に送られます。

callbacks.notificationParam() を呼び出すと、レンダリング プリセット ファイルが開いている場合は整数の 2、そうでない場合は undefined が返されます。

#filePostOpen: (integer |undefined)

新規ファイルを開いた後に送られます。

callbacks.notificationParam() を呼び出すと、レンダリング プリセット ファイルが開いている場合は整数の 2、そうでない場合は undefined が返されます。

#filePreOpenProcess: #(integer, string)

ファイルのオープン処理が開始される前に送信されます。 このイベントは #filePreOpen の直後に送信され、#filePreOpen で送信されなかった追加情報を送信します。

callbacks.notificationParam() を呼び出すと、2 要素の配列が戻されます。

最初の要素は、通常のファイルのロードを実行している場合は 1、[編集] (Edit) > [一時保存を呼び戻し] (Fetch)を実行している場合は 2 です。

2 番目の要素は、ロードされているシーン ファイル名です

例:

    callbacks.removeScripts id:#testCallback
    callbacks.addScript #filePreOpenProcess "print (callbacks.notificationParam())" id:#testCallback

一時保存を呼び出しを実行 - コールバックによる出力

    2
    "C:\Documents and Settings\user\My Documents\3dsmax\autoback\maxhold.mx"
#fileOpenFailed: integer

ファイルのオープンに失敗した後に送られます。

callbacks.notificationParam() を呼び出すと、ファイル タイプを示す整数が返されます。0 は 3ds Max ファイル、1 はマテリアル ライブラリです。

#filePostOpenProcess: #(integer, string)

ファイルを開くプロセスが終了した後で送信されます。 このコールバックは #filePostOpen の直後に送信され、#filePostOpen で送信されなかった追加情報を送信します。

callbacks.notificationParam() を呼び出すと、2 要素の配列が返されます。

#filePostOpenProcessFinalized: undefined

#filePostOpenProcess が送られ、アニメート可能なすべてのものがロード プロセスによって作成されたのうち、使用されなくなったものがすべて削除されます。3ds Max 2018以降で使用可能です。

#filePreSave: string

ファイルを保存する前に送られます。

callbacks.notificationParam() を呼び出すと、ファイル名を含む文字列が返されます。

#filePostSave: string

ファイルを保存した後に送られます。

callbacks.notificationParam() を呼び出すと、ファイル名を含む文字列が返されます。

#filePreSaveProcess: #(integer, string)

保存処理が開始される前に送信されます。

callbacks.notificationParam() を呼び出すと、2 要素の配列が返されます。

要素 1 は、以下の値になります。

通常のファイルの保存を実行する場合は 1。

[編集] > [一時保存] (Edit>Hold)を実行する場合は 2。

自動バックアップを実行する場合は 3。

要素 2 は、保存されているシーン ファイル名です。

例:

以下のコードを評価します。

    callbacks.removeScripts id:#testCallback
    callbacks.addScript #filePreSaveProcess "print (callbacks.notificationParam())" id:#testCallback

ファイルを「TestingCallback.max」に保存します。コールバックの出力は次のようになります。

    1
    "C:\Documents and Settings\user\My Documents\3dsmax\scenes\testingcallback.max"

この時点で[編集] > [一時保存を呼び出し] (Edit>Fetch)を実行します。コールバックの出力は次のようになります。

    2
    "C:\Documents and Settings\user\My Documents\3dsmax\autoback\maxhold.mx"

自動バックアップの作動を待機します。コールバックの出力は次のようになります。

    3
    "C:\Documents and Settings\user\My Documents\3dsmax\autoback\AutoBackup01.max"
#filePostSaveProcess: #(integer, string)

保存処理が完了した後に送信されます。

callbacks.notificationParam() を呼び出すと、#filePreSaveProcess と同じ 2 要素の配列が返されます。上述の説明を参照してください。

#filePreSaveOld: undefined

古いバージョンのファイルが保存される前に送られます。

#filePostSaveOld: undefined

古いバージョンのファイルが保存された後で送られます。

#filePreMerge: integer

ファイルを結合する前に送られます。

callbacks.notificationParam() を呼び出すと、オブジェクトまたはシーンの外部参照が合成された場合は整数の 1 が、そうでない場合は undefined が返されます。

#filePostMerge: integer

ファイルを結合した後に送られます。

callbacks.notificationParam() を呼び出すと、オブジェクトまたはシーンの外部参照が合成された場合は整数の 1 が、そうでない場合は undefined が返されます。

#filePostMerge2: #(integer, integer)

ファイルが正常に結合された後に、#filePostMerge の直後に送られます。

callbacks.notificationParam() を呼び出すと、2 つの要素を含む配列が返されます。最初の要素はファイルを保存するバージョンで、2 番目の要素はファイルに名前を付けて保存するバージョンです。

たとえば、3ds Max 2017 ([ファイルの種類](Save as Type)が 3ds Max 2016 に設定されていた)で保存されたファイルをロードする場合、値は 19000 (MAX_RELEASE_R19)および 18000 (MAX_RELEASE_R189)になります。 使用可能な値については、3ds Max SDK に含まれている plugapi.h ファイルを参照してください。

#filePostMerge3: #(string, boolean, integer, integer, boolean)

ファイルが正常に合成された後に、#filePostMerge2 の直後に送られます。3ds Max 2020.1 Update 以降で使用可能です。

callbacks.notificationParam() を呼び出すと、5 要素の配列が返されます。

  1. 合成または外部参照されているファイルの完全パス
  2. 合成に成功したのか(true)、それとも失敗したのか(false)を示すブール演算
  3. ファイル保存のバージョンを示す整数使用可能な値については、3ds Max SDK に含まれている plugapi.h ファイルを参照してください。
  4. ファイルの名前を付けて保存のバージョンを示す整数使用可能な値については、3ds Max SDK に含まれている plugapi.h ファイルを参照してください。
  5. 操作が外部参照であるのか(true)、それとも合成(false)出会ったのかを指定するブール演算
注: このコールバック通知には、#filePostMerge#filePostMerge2 のすべての情報および追加情報が含まれていて、これらの通知の代わりに使用する必要があります。
#filePostMergeProcess: undefined

マージ プロセスが終了した後で送信されます。

#filePostMergeProcessFinalized: undefined

#filePostMerge2 が送られて、アニメート可能なすべてのものがマージ プロセスによって作成され、使用されなくなったものが削除された後に送られます。3ds Max 2018以降で使用可能です。

#preImport: undefined

ファイルを読み込む前に送られます。

#postImport: filename

ファイルを読み込んだ後に送られます。

callbacks.notificationParam() を呼び出すと、読み込み中のファイルの名前が返されます。3ds Max 2017 以降で使用可能です。

#importFailed: undefined

読み込みに失敗した場合に送られます。

#preExport: undefined

ファイルを書き出す前に送られます。

#postExport: filename

ファイルを書き出した後に送られます。

callbacks.notificationParam() を呼び出すと、書き出し中のファイルの名前が返されます。3ds Max 2017 以降で使用可能です。

#exportFailed: undefined

書き出しに失敗した場合に送られます。