グラフ エディタでカーブの表示オプションを設定する

正規化したカーブを表示する

アニメーション カーブを正規化するには

  1. 正規化したいカーブを持つアニメーション化されたオブジェクトを選択します。
  2. グラフ エディタ(Graph Editor)を開きます。

    選択したオブジェクトのすべてのアニメーション カーブをグラフ ビューで表したグラフ エディタ(Graph Editor)が表示されます。

  3. 次のいずれかを実行します。
    • グラフ エディタ(Graph Editor)メニュー バーで、ビュー > 正規化した表示(View > Display Normalized)を選択します。
    • グラフ エディタ(Graph Editor)ツール バーで、正規化したカーブ表示を有効化します(Enable Normalized Curve Display)アイコン()をクリックします。

    グラフ エディタ(Graph Editor)のグラフ ビューに現在表示されているカーブはすべて、-1 から 1 の範囲に収まるようにスケールされます。スケールされるのは表示されているカーブのみです。その下にあるアニメーションは表示されません。

正規化したカーブ表示をオフにするには

  1. 正規化されていない状態に戻したいカーブを含む、アニメーション化されたオブジェクトを選択します。
  2. グラフ エディタ(Graph Editor)を開きます。

    グラフ エディタ(Graph Editor)が表示されます。選択したオブジェクトのすべてのアニメーション カーブが、カーブ ビューに表示されます。

  3. グラフ エディタ(Graph Editor)のアウトライナで、正規化した表示をオフにしたいチャネルを選択します。
  4. 次のいずれかを実行します。
    • グラフ エディタ(Graph Editor)メニュー バーで、ビュー > 正規化した表示(View > Display Normalized)を選択します。
    • グラフ エディタ(Graph Editor)ツール バーで、正規化したカーブ表示を無効化します(Disable Normalized Curve Display)アイコン()をクリックします。

    グラフ エディタ(Graph Editor)のグラフ ビューのカーブが、オリジナルの表示に戻ります。

カーブを再正規化するには

  1. 再正規化するカーブを持つアニメートされたオブジェクトを選択します。
  2. グラフ エディタ(Graph Editor)のアウトライナで、カーブを再正規化したいチャネルを選択します。
  3. 次のいずれかを実行します。
    • グラフ エディタ(Graph Editor)メニュー バーで、ビュー > 再正規化(View > Renormalize)を選択します。
    • グラフ エディタ(Graph Editor)ツール バーで、カーブを再正規化します(Renormalize curves)アイコン()をクリックします。

    グラフ エディタ(Graph Editor)のグラフ ビューに表示されている選択済みのカーブがすべて、-1 から 1 の範囲に収まるようにスケールされます。スケールされるのは表示されているカーブのみです。その下にあるアニメーションは表示されません。

スタック カーブを表示する

既定では、カーブがオーバーラップしてグラフ ビューに表示されます。これを切り替えて個々のカーブのスタックを表示することができます。

カーブのスタック表示を確認するには、グラフ エディタ(Graph Editor)ビュー > スタック ビュー(View > Stacked View)を選択します。詳細については、スタック カーブ(Stacked Curves)を参照してください。
ヒント:

カラー設定(Color Settings)でグラフ エディタ(Graph Editor)の個々のカーブ カラーをカスタマイズします。アニメーション(設定)プリファレンスのスタック ビューの間隔(Stacked view spacing)設定で、水平レーンの幅を変更することもできます。

    重要:

    スタック カーブ(Stacked Curves)をオンにしてキー スケール ツール(Scale Keys Tool)キーのラティス変形ツール(Lattice Deformer Keys Tool)を使用する場合、変更できるのはタイム値のみです。

カーブのスタック表示をオフにするには

    グラフ エディタ(Graph Editor)メニュー バーから、ビュー > スタック ビュー(View > Stacked View)をもう一度選択します。

ヒント:

また、グラフ エディタ(Graph Editor)ツールバーにあるスタック ビューを有効化(Enable Stacked View) アイコンとスタック ビューを無効化(Disable Stacked View) アイコンを使用して、スタック カーブ(Stacked Curves)のオンとオフをすばやく切り替えることもできます。

直接接続されたカーブのみを表示する

選択したチャネルのグラフ ビューに表示するカーブを制限することができます。

直接接続されたカーブのみをグラフ ビューに表示するには

  1. グラフ エディタ(Graph Editor)のアウトライナで、カーブの表示を制限するチャネルを選択します。
  2. グラフ エディタ(Graph Editor)メニュー バーから、リスト > 上流カーブの表示(List > Show Upstream Curves)オプションをオフにします。

選択したチャネルのすべてのカーブを再表示するには

  1. グラフ エディタ(Graph Editor)メニュー バーで、リスト > 上流カーブの表示(List > Show Upstream Curves)をオンにします。

カーブの影響を受ける領域を表示する

選択したキーまたは接線の影響を受けるカーブの部分を表示するように、グラフ エディタ(Graph Editor)を設定することができます。これは、キーが前のアニメーションまたは後のアニメーションに与える影響を計測する場合に便利です。

  1. グラフ エディタ(Graph Editor)のビュー(View)メニューで、影響を受けるカーブをハイライト(Highlight Affected Curves)をオンにします。
    • 1 つのキーを選択: 選択したキーの両側で影響を受けるカーブがハイライトされる
    • 複数のキーを選択: 選択の影響を受けるカーブの範囲全体がハイライトされる
    • 1 つの接線を選択: 選択した接線の影響を受けるカーブのセグメント(選択した側)がハイライトされる
    • 複数の接線を選択: 選択した接線の影響を受ける部分のみがハイライトされる