Render Options ペインのアンチエイリアシング設定を使用し、カメラ イメージのレンダリング時のアンチエイリアシングの使用や設定を行います。
アンチエイリアシングを使用する場合は、カレント カメラからグリッドを削除する必要があります。モデルだけでなくグリッドにもアンチエイリアシングが適用されるからです。
また、ヌル、ライト、カメラ、およびスケルトンなどのオブジェクトも非表示にする必要があります。アンチエイリアシングがオンの場合、これらのオブジェクトにもアンチエイリアスが適用されるため、フレーム レートやシーンのレンダリング時間が遅くなります。
Use Antialiasing をオンにすると、表示するモデルの縁のギザギザがぼかされ、表示がピクセル化しないようになります。
この設定がオンの場合、シーンが再レンダリングされるとき短い間があります。この設定がオフの場合、アンチエイリアシングは適用されません。
Intensity フィールドをダブルクリックしてアンチエイリアシングの値を入力し、アンチエイリアス ブラーの強度を増減できます。
最適な結果を得るには、ブラーを弱くしてください。既定では 0.78 に設定されています。
アンチエイリアシングではイメージ全体がぼかされるため、ブラーを強くすると重要な細部までぼかされてしまいます。
このアンチエイリアシング オプションは、オーバーサンプリングに関係します。オーバーサンプリングは、カレント カメラによって表示される各ピクセルのカラーを決めるために使用される方法です。
シーンの解像度は、ピクセル数やスキャン線数に依存しません。非常に小さい計測単位を使用していますが、カレント カメラおよびコンピュータ画面で表示するには、ピクセルに変換する必要があります。
このフィールドを使用して、ピクセルのカラーを決定するために各ピクセルをサンプリングする回数を入力します。サンプル数が多いほど、ピクセルのカラーがより正確になりますが、レンダリング時間は長くなります。
ハードウェア アキュムレーション バッファを装備したコンピュータを使用している場合は、Use Accumulation Buffer オプションをアクティブにします。コンピュータにハードウェア アキュムレーション バッファが装備されていない場合は、バッファのソフトウェア エミュレーションがアクティブになります。
バッファの設定の詳細については、「OpenGL Viewer Info ウィンドウ」で OpenGL ペインの設定を参照してください。