システム Ruler「オブジェクト」を Dimension オブジェクトに変換して、2 つのオブジェクト間の計測距離をシーンに保存することができます。
システム Ruler「オブジェクト」を Dimension オブジェクトに変換すると、Dimension オブジェクトには、システム Ruler「オブジェクト」のすべてのプリファレンス設定が保持されます。Dimension オブジェクトは、Normal、X-Ray、および Models Display Wireframe の各モードで表示されます。Ruler「オブジェクト」として、Dimension オブジェクトは Orthographic ビューで常に現在のカメラ ビューの方を向くため、計測された距離をカメラ ビューに関係なく確認できます。Perspective ビューで、寸法単位は 3D オブジェクトとしてシーンの一部になります。
Ruler「オブジェクト」とは異なり、Dimension オブジェクトはアセットです。3D パスになります。プロパティがあるため、Asset Browser および Navigator ウィンドウの Scene Browser から、また Schematic ビューでアクセスできます。Dimension オブジェクトのスナップ先を変更したり、Dimension オブジェクトを HUD 要素として追加したり、オフセットを設定したりできます。
Dimension オブジェクトは、選択されていると緑色で表示されます。また Viewer ウィンドウでも、次の図に示すように、右下に Dimension と表示してそのオブジェクトが選択されていることを示します。
選択されていることが示されている Dimension オブジェクト
Ruler「オブジェクト」として、Dimension オブジェクトは、アニメート オブジェクトまたはアニメート要素にスナップされたままになります。
Ruler「オブジェクト」として Dimension オブジェクトを保存する場合、Dimension オブジェクトは 3D パスとして保存されます。Dimension オブジェクトには、Navigator ウィンドウの Scene Browser の 3D Curve ブランチからアクセスできます。
3D パスとして保存された Dimension オブジェクト
Navigator ウィンドウの Scene Browser で Dimension オブジェクトをクリックすると、プロパティが Property Resources ウィンドウに表示されます。
Dimension オブジェクト プロパティ
Property Resources ウィンドウの Dimension オブジェクト プロパティは、アニメートしたり、有効にしたり、無効にすることができる Dimension オブジェクト プロパティです。
Ruler「オブジェクト」とは異なり、Dimension オブジェクトは「元に戻す」操作をサポートしています。
シーンに 2 つのオブジェクトまたは要素間の計測距離を保存するには:
Ruler「オブジェクト」は、Dimension オブジェクトとしてシーンに保存されます。Dimension オブジェクト プロパティをアニメートしたり、Dimension プリファレンスを変更することができるようになりました。
Dimension プリファレンスには、Ruler ツール()の Preferences コンテキスト メニューから、メニュー バーの Settings Preferences から、また Viewer ウィンドウの Dimension オブジェクトのコンテキスト メニューからアクセスできます。
Dimension オブジェクトのコンテキスト メニュー
Dimension オブジェクトのコンテキスト メニュー
プリファレンスに対する変更は、次にソフトウェアを起動したときに反映されます。
Ruler プリファレンスを変更する も参照してください。