Camera Depth of Field 設定

Depth of Field options タブを使用して、選択したカメラにモーションブラーを設定します。

カメラの被写界深度は、特定の設定(カメラ速度、フィルム速度、レンズの絞りなど)でのピントを維持するレンズ視野の大きさのことです。MotionBuilder では、カメラの焦点または指定したカメラからの距離に基づいて表示をぼかす方法を指します。

Use Depth of Field オプション

オンにするとカメラの被写界深度を設定できます。これは、特定の設定(カメラ速度、フィルム速度、レンズの絞りなど)でのピントを維持するレンズ視野の大きさのことです。MotionBuilder では、カメラの焦点または指定したカメラからの距離に基づいて表示をぼかす方法を指します。

Depth of Field 設定は、カメラの焦点またはカメラからの指定距離のいずれかを基準にしてカレントのカメラビューをぼかす方法です。

これは、後で FCurve Editor などのエディタで変更できるキーフレーム設定可能なプロパティです。

Camera Interest: カメラの注視点に基づいて被写界深度を決定します。カメラの注視点にあるモデルにピントを合わせます。カメラの注視点に近づけたり離したりすると、モデルは次第にぼかされます。
Specific Distance: カメラの注視点からの指定距離で定義した位置に基づいて被写界深度を決定します。
Focus Model: キャラクタなどの選択したシーンエレメントの被写界深度に基づきます。このオプションを選択した場合は、Focus Model の横の Browse フィールドを使用して、Scene Browser からシーン要素を探して選択します。

Focus Distance として Specific Distance を選択した場合は、これを使用して距離の値を設定します。

このプロパティはキーフレーム設定できるので、後で FCurve Editor などのエディタで変更できます。

焦点またはぼかしの角度を指定するために使用します。角度の値を大きくすると、被写界深度が浅くなり、ぼやけ具合が強くなります。角度を小さくすると、被写界深度が深くなり、ぼやけ具合が弱くなります。

このプロパティはキーフレーム設定できるので、後で FCurve Editor などのエディタで変更できます。

オンにすると、選択したカメラに対してモーションブラーのエフェクトが作成されます。

オンにすると、モーションブラーのエフェクトをリアルタイムで表示できます。オフにすると、ブラーのエフェクトはレンダリング時のみ表示されます。

より良い結果を得るには、Enable Real Time オプションをオフのままにします。そうするとレンダリング時のモーションブラーの計算がより正確になります。

モーションブラーエフェクトの継続時間(フレーム)を設定します。ブラーのエフェクトを強くするには高い値を指定し、弱くするには低い値を設定します。