関連するアセットをセットに構成することにより、大量のアセットが関係する複雑なシーンを効果的に管理することができます。
グループと同様、セットは、シーン内の項目の選択や組織化に使用されますが、グループと違い、セットの表示はアニメートでき、セットに格納されたアニメーションはキャッシュできます。
セットを使用すると、複数のオブジェクトを操作したいときにはいつでも、予め定義しておいた、これらのオブジェクトの集合を選択することができます。一度セットに格納しておけば、個々のオブジェクトの代わりにそのセットを操作できます。
たとえば、スケルトンの腕にあるすべてのノードをセットに追加した場合、腕全体を同時にスケール、回転、または移動することができます。セットを操作するときは、セットに含まれるオブジェクトのプロポーションと相対位置はコンストレインされます。
グループとセットには類似点もありますが、セットは、排他的であるという点でグループとは根本的に異なります。つまり、グループの場合は、同一アセットを多数のグループで表示できるのに対して、セットの場合は 1 つのセットでしか表示できません。セットからアセットやオブジェクトをコピーすることはできず、1 つのセットから別のセットに移動することのみが可能です。
Sets ウィンドウでは、オブジェクトの集合の表示を切り替えるだけでなく、すばやく変換したり、選択することもできます。