Preferences ウィンドウの Saving プリファレンス設定には次の設定が含まれています。
Saving プリファレンスにアクセスするには:
Save Reminder プリファレンス設定には、MotionBuilder がシーンの保存を促すタイミングを決めるオプションが含まれています。作業の保存を促すために MotionBuilder でアクティブにできる Save Reminder は 2 つあります。Save Reminder ボタンと Save Reminder ダイアログです。
Viewer ウィンドウ A. Save Reminder ボタン
赤い Save ボタンのオプションをクリックして、次の設定にアクセスします。
オプション | 用途 |
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Remind me after x minutes | Remind me after x minutes フィールドでは、何分後に保存を促されるようにするかを設定します(x は分の数です)。 |
Remind me after x operations | Remind me after x operations フィールドでは、いくつ操作を行ったら保存を促されるようにするかを設定します(x は操作の数です)。 |
Display reminder when both conditions are met | Display reminder when both conditions are met オプションをオンにすると、最後に保存してから指定した分数後に指定した数の操作を行ったときに保存するよう促します。
オフの場合は、最後に保存してから指定した数の操作を行うか、指定した時間(分)が経過するか、そのどちらかが先に発生した時点で保存するよう促します。 |
Save Reminder ダイアログは、見つけにくく見落とされがちな既存の Save Reminder ボタンを補完するものです。この新しいオプションを使用すると、作業中の画面の上に浮動ウィンドウとして表示される、保存を促す 2 番目のリマインダを構成できます。
Dialog Reminder オプションをクリックして、次の設定にアクセスします。
オプション | 用途 |
---|---|
Remind me after x minutes | Remind me after x minutes フィールドでは、何分後に保存を促されるようにするかを設定します(x は分の数です)。 |
Remind me after x operations | Remind me after x operations フィールドでは、いくつ操作を行ったら保存を促されるようにするかを設定します(x は操作の数です)。 |
Display reminder when both conditions are met | Display reminder when both conditions are met オプションをオンにすると、最後に保存してから指定した分数後に指定した数の操作を行ったときに保存するよう促します。
オフの場合は、最後に保存してから指定した数の操作を行うか、指定した時間(分)が経過するか、そのどちらかが先に発生した時点で保存するよう促します。 |
Incremental Backups プリファレンス設定により、保存するごとに、ファイルの複数のバックアップを作成できます。
既定では、フォルダはオリジナルのファイルが保存されている場所に作成されます。このフォルダを別の場所に保存するよう選択することもできます。フォルダ名は n.bck として作成されます。n は FBX ファイルのオリジナルの名前です。たとえば、ファイル名が running.fbx であれば、フォルダ名は running.bck です。以下の表を参照してください。
バックアップ ファイルはこのフォルダに保存されます。最初のバックアップ ファイルは“n.001”で、n がオリジナル ファイルの名前です。後続のファイル名は数字が 1 ずつ増加して、「n.002」、「n.003」、「n.004」のようになります。
次の表では、Incremental Backups プリファレンスの各設定を説明します。
Incremental Backups 設定 | 用途 |
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Active | Incremental Backup Active オプションをオンにすると、作業中のファイルのバックアップ ファイルを保存できます。このオプションは既定でオンです。 |
Keep x backup files | Keep x backup files フィールドでは、保存したいバックアップ ファイルの最大数を選択できます。既定のファイル数は 4 です。たとえば、5 回ファイルを保存すると、フォルダには 4 バージョンしか保存できないので、最初のバージョンのファイルが削除されます。 |
Save backup files to a specific path | Save backup files to a specific path オプションでは、バックアップ ファイルの場所を選択できます。オプションをオフにすると、保存したファイルを含むフォルダがオリジナルのファイルと同じ場所に作成されます。オプションをオンにすると、指定した場所にフォルダが作成されます。既定の場所は C:¥TEMP です。 |
FBX 設定 | 用途 |
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Use Temp Files On Saving | Use Temp Files On Saving オプションをオンにするとオリジナル ファイルが破損されることがないので、保存処理中に問題が発生した場合に役に立ちます。したがって、古いバージョンを別バージョンで上書きしたりデータを消失したりすることを防げます。ファイルを同じ名前で上書きする場合は、このオプションをオフにします。指定したディレクトリにファイルが存在する場合、古いバージョンは新しいバージョンに置き換えられます。このオプションは既定でオンです。 |
Embedded Media 設定 | 用途 |
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Warn User Before Embedding Media Files |
メディア ファイルを含むシーンを保存する前に警告を表示するには、このプリファレンスをオンにします。ファイル内にメディアを埋め込む場合は、警告が表示されたときに Embed Media を選択します。こうすると、Local Media Files Folder Name プリファレンスで選択した場所にメディアが保存されます。 |
Local Media Files Folder Name |
メディア ファイルの場所を指定できます。Based on Scene Name (default)を選択するか、Specific Folder Name を選択して検索場所を指定することができます。 |
Preserve Original Media File Paths |
このプリファレンスをオンにすると、MotionBuilder は埋め込まれたすべてのメディアの元のファイル パスを保持します。 |