チュートリアル A4: 特性およびメッシュを定義する

材料特性の定義

2D 直交異方性複合材料を作成します。

  1. [モデル]ツリーで、[材料] > [新規作成]の順に右クリックして選択します。
  2. [名前]「カーボン/エポキシ複合材料」に変更します。
  3. [タイプ][直交異方性 2D]に設定します。
  4. 下の図に示すように、[一般][構造]、および[許容値]セクションにある材料特性の値を設定します。

  5. [OK]をクリックし、材料を作成します。

要素特性を定義する

  1. [モデル]ツリーの[理想化]で、標準のカテゴリの下に[ソリッド][シェル]などの既存の定義がないか調べます。たとえば、次の「ソリッド 1」は既存の定義の例です。

    既存の定義がある場合は、[理想化] > [すべて削除]の順に右クリックして選択します。この操作を実行すると、不必要な材料が成形品メッシュに表示されなくなり、解析に関与しなくなります。

  2. [モデル]ツリーで、[理想化] > [新規作成]の順に右クリックして選択します。
  3. [名前]「カーボン/エポキシ レイアップ」に変更します。
  4. [タイプ]ドロップダウンから[シェル要素]を選択します。
  5. [材料][カーボン/エポキシ複合材料]に設定されていることを確認します。
  6. [積層]オプションを選択します。

  7. [新規積層]ボタンをクリックします。
  8. [積層]ダイアログ ボックスで、[破壊理論]ドロップダウン メニューから[Hill]を選択し、解析の完了時に破壊インデックス情報を確認できるようにします。
  9. [追加]をクリックし、新しい層を作成します。
  10. [材料]下にある最初のセル内をクリックして、[材料]下で[カーボン/エポキシ複合材料]を選択します。[厚さ]を「0.01」に設定します(セルを編集するには、既定の厚さをダブルクリックします)。[角度]を「45」に設定します。[応力/ひずみ]出力を[オン]のままにしておきます。
  11. 5 つの追加の層を作成します。層 1 の行を選択します。テーブルのすぐ上で、[繰り返し]ボタンの横にあるボックスに「5」と入力し、[繰り返し] をクリックします。
  12. 層 1 から層 6 へ順番に、45-4545-45900 となるように[角度]を変更します。
  13. すべての層を選択して、[対称]ボタン をクリックします。
  14. これで、12 層の積層が作成されました。[OK]をクリックし、積層の定義を完了します。
  15. [理想化]ダイアログ ボックスで、[関連ジオメトリ]チェック ボックスをオンにし、[四角形]のパーツの外側のサーフェスを選択します。

  16. [OK]をクリックして、複合材料の物理特性を作成します。

メッシュを定義する

  1. [メッシュ モデル]を右クリックし、[編集]を選択します。
  2. [要素サイズ]に「0.2」を入力します。
  3. [要素次数]に[1 次]を選択します。

  4. [OK]をクリックして、ジオメトリにメッシュを作成します。