チュートリアル A2: 解析を実行して結果のポストプロセスを実行する

  1. このモデルを保存します。
  2. [解析 1]を右クリックし、[Nastran で実行]を選択します。
  3. 「Nastran による解析が完了しました」というダイアログ ボックスが表示されたら、[OK]をクリックして結果を Autodesk Inventor Nastran にロードします。

結果のポストプロセス

  1. [結果]を右クリックし、[編集]を選択します。
  2. [サブケース]リストで[ステップ 40、時間=0.195]を選択し、[変形オプション][コンター オプション]が選択されていることを確認します。
  3. [コンター オプション]タブの[結果データ][変位]を選択し、タイプ][合計]を選択します。[表示オプション]下で[最小/最大マーカー]がオンになっていることを確認します。[プロット]下で[表示]をクリックし、[OK]をクリックして結果を表示します。

    コンター上の最大/最小データを表示するには、[既定の設定][表示オプション]を編集することが必要な場合があります。

  4. 結果は下の図のようになります。
  5. パーツ ツリーの上部付近で[ノード] > [クエリー表示]の順に右クリックして選択します。これで節点上にマウスを移動することによって、個別の節点の情報を確認できます。
  6. マウスを移動して、荷重のある節点をハイライト表示します。翼に近づくには、必要に応じて拡大表示します。後で特定の節点における変位の[XY プロット]を作成するために使用できるように、[節点 ID]を書き留めておきます。

    節点 ID は、このチュートリアルで示されたものとは異なる場合があります。

  7. もう一度[ノード] > [クエリー表示]を右クリックして選択し、[クエリー表示]を無効にします。
  8. [結果]を右クリックして[編集]を選択します。
  9. [コンター オプション]タブの[結果データ][応力]を選択し、[タイプ][SHELL MAX VON MISES STRESS BOTTOM/TOP (シェル最大フォンミーゼス応力下/上)]を選択します。[表示]をクリックし、[OK]をクリックして結果を表示します。
  10. 結果は下の図のようになります。
  11. [結果]を右クリックし、[複数セットのアニメーション設定]を選択します。
  12. [終了セット][ステップ 62、時間=0.305]を設定します。[変形オプション]チェックボックスのみをオンにして、その他のオプションをすべてオフにします。
  13. [アニメーション オプション] タブで、[モード]設定を[ハーフ]に変更します。
  14. [アニメーション]ボタンをクリックします。これでアニメーションがロードされ、翼の変形が表示されます。[OK]をクリックしてダイアログ ボックスを閉じ、アニメーションを見やすくします。
  15. アニメーションを停止するには、[結果] > [複数セットのアニメーション]の順に右クリックして選択します。
  16. [XY プロット]を右クリックし、[新規作成]を選択します。
  17. [プロットするエンティティ][節点]が選択されていることを確認し、[ID]下で以前に見つかった[節点 ID]を入力します。
  18. [出力セット]に対して、[開始セット][ステップ 1、時間=0.0]が選択され、[終了セット][ステップ 62、時間=0.305]が選択されていることを確認します。
  19. [Y 軸: 出力セット]について、[結果データ][変位]に設定されていることと[成分][合計]に設定されていることを確認します。
  20. [XY プロットを表示]ボタンをクリックします。プロットが[XY プロット]ダイアログ ボックスに表示されます。
  21. [XY プロット]ダイアログ ボックスの[OK]をクリックしてプロット表示を閉じます。
  22. 次に、[ID]入力ボックス フィールドをクリックし、翼の中央スパンで 1 つのノードをクリックします。モデルに選択したノードを示す小さいマーカーが付いた新しい ID が表示されます。
  23. [成分]を[合計]から[TY]に変更します。
  24. 選択したノードの変位プロットを表示するには、[XY プロットを表示]をクリックします。

    加速度、速度、力などのその他の節点の数量を表示することができます。

これで、「翼の直接過渡応答解析」を終了します。

次は説明された主なトピックの概要です。