チュートリアル A8: 特性およびメッシュを定義する

このタスクでは、このアセンブリの 3 つのパーツの材料と材料特性を選択し、パーツに物理プロパティ(理想化)を適用して、モデルにメッシュを生成します。

材料を定義するには

  1. [モデル]ツリーで、[材料] > [新規作成]の順に右クリックして選択します。
  2. [材料]ダイアログ ボックスで、[材料を選択]をクリックします。[材料データベース]ダイアログ ボックスに、使用可能な材料ライブラリの一部が表示されます。
  3. [Autodesk Material Library]を展開し、[銅]を選択して[OK]をクリックします。この材料はビレットに選択されます。
  4. [非線形]ボタンをクリックし、[非線形材料データ]ダイアログで[弾塑性(バイリニア)]を選択します。このダイアログボックスで[OK]をクリックし、[OK]をクリックして[材料]ダイアログを閉じます。
  5. モデル ツリーで、再度[材料] > [新規作成]の順に右クリックして選択します。
  6. [材料]ダイアログで、[材料を選択]をクリックし、[Autodesk Material Library]を展開して[合金鋼]を選択し、[材料]ダイアログで名前を[合金鋼_ベース剛体]に変更します。
  7. [材料]ダイアログの 3 列目で、[剛体]を選択します。これにより、下部ベース プレート パーツを剛体ボディとして扱うように解析コードに指示します。このコードは、パーツの重心と慣性プロパティを計算します。
  8. [材料]ダイアログの左下隅にある[複製] ボタンをクリックします。合金鋼_ベース剛体がモデルに追加されます。[材料]ダイアログは開いたままになっているため、そのまま 3 番目の材料も定義できます。
  9. [材料を選択]をクリックし、[Autodesk Material Library]を展開して、再度[合金鋼]を選択します。
  10. [材料]ダイアログで、材料の名前を合金鋼_上部プレートに変更し、[剛体]オプションの選択を解除します。
  11. [OK]をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。

理想化を定義するには

  1. [モデル]ツリーの[理想化]から、既存のソリッド材料を削除し、右クリックで[ソリッド] > [新規作成]を選択します。
  2. [理想化]ダイアログで、次の値を設定します。
    • [名前:]: ソリッド 1_剛体プレート
    • [タイプ]: ソリッド要素
    • [材料]: 合金鋼_ベース剛体
  3. [関連ジオメトリ]をオンにしてモデルのベースをクリックし、この理想化を適用します。
  4. [理想化]ダイアログの左下で、[新規作成] ボタンをクリックして、銅ビレットの次の値を設定します。
    • [名前]: ソリッド 2_銅ビレット
    • [タイプ]: ソリッド要素
    • [材料]: 銅
  5. [関連ジオメトリ]をオンにしてモデルの中央のパーツをクリックし、この理想化を適用します。
  6. [新規作成]ボタンを再度クリックし、上部プレートに次の値を設定します。
    • [名前]: ソリッド 3_上部プレート
    • [タイプ]: ソリッド要素
    • [材料]: 合金鋼_上部プレート
  7. [関連ジオメトリ]をオンにしてモデルの上部をクリックし、この理想化を適用します。
  8. [OK]をクリックして[理想化]ダイアログを閉じます。

モデルのメッシュを生成するには

  1. アセンブリ ツリーの中で右クリックして、[メッシュ作成] > [編集]の順に選択します。
  2. [メッシュ設定]ダイアログで、[要素サイズ][0.25 mm]に、[要素次数][2 次]に設定し、[メッシュの連続性を保持]をオフにして、 [メッシュを生成]をクリックしてメッシュを生成します。
  3. [OK]をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。