概要 - グローバル プロパティとクラス プロパティ

部品仕様、圧力クラス、スケジュールなどのグローバル プロパティは、すべてのクラスについて一度にマップすることができます。これに対し、個別のクラス プロパティは、対応する Plant 3D クラス プロパティに 1 対 1 でマップされます。

注: AutoPLANT または CADWorx クラスに複数のプロパティがあり、Plant 3D のプロパティが 1 つだけの場合は、[OR]演算子を使用することができます。たとえば、Plant 3D のプロパティ EngagementLength に THE_ENG_M [OR] SKT_DPTH_M を指定することができます(AutoPLANT の場合)。EngagementLength は、値が含まれるすべてのプロパティにマッピングされます。

グローバル プロパティを上書きする

個別のクラス プロパティのマッピングは、グローバル マッピングよりも優先されます。たとえば、[AutoPLANT と Plant3D クラスのマッピング]ダイアログ ボックスで、ConnectionPortCount のグローバル マッピングを 2 とします。

次の例では AutoPLANT データが使用されていますが、概念的には CADWorx マッピングにも適用できます。

AT_TEE もこのプロパティを定義している場合は、そのプロパティ値が使用されます。たとえば、AT_TEE プロパティ ConnectionPortCount の値が 3 に設定されている場合は、この値がグローバル マッピングの値よりも優先されます。この場合は、その他のすべてのクラスの値が 2 になり、AT_TEE の値だけが 3 になります。

演算子[#]を使用して、特定のポート番号のグローバル接続ポート プロパティを上書きすることができます。次の例では、接続ポート 2 のグローバル マッピングが Olets について上書きされます。この場合は、プロパティ NominalDiameter が Bran_size にマップされます。

一致または適用

プロパティをマップする場合は、プロパティを一致させてその値をミラーするか、または特定の定数値を適用することができます。両方の方法の例を次に説明します。

AT-BOLT AutoPLANT bolt-dia プロパティは、Plant 3D プロパティ Boltsize にマップされ、一致します。しかし、Plant 3D の値 Fasteners は PartCategory プロパティに適用されます。この例では、Bolt-dia はプロパティとして一致していますが、Fasteners はプロパティ値として適用されます。