画層を使用すると、過密しているエリアでラインの出入りまたはサービスを簡単に分離できます。画層のオンとオフを切り替えて、関心のある特定のオブジェクトを表示できます。
画層と色割り当てスキームを、任意の Plant 3D オブジェクト プロパティに基づいて作成できます。配管と配管サポートは、現在有効なスキームに従います。ポンプやタンクなどのライン コンポーネントの終端はスキームに従いません。
多くの自動画層と色スキームの中でも、設定できるのは次のスキームです。
- ライン番号別の画層と配管サイズ別の色
- ライン番号別の画層と配管スペック別の色
- 配管スペック別の画層と配管サイズ別の色
- サービス別の画層と配管サイズ別の色
- 接続されている配管に基づく配管サポートの画層
- 1 つの画層上の配管サポート
自動スキームを設定すると、モデルに配置した配管と配管サポートは、そのスキームに従います。
自動画層および色スキームを設定する場合は、次のガイドラインに注意してください。
- 自動スキームは、配管プロパティの一覧に基づいて作成できます。
- 色の割り当てに使用するプロパティの一覧には、新しい選択リストを作成することで項目を追加できます。
- 別のスキームに変更するには、プロジェクトを作成した後で[プロジェクト セットアップ]ダイアログ ボックスを使用します。
- 自動スキームを変更すると、開いているモデルではその変更内容がすぐに反映されます。その他のプロジェクト モデルは、そのモデルを開いたときに更新されます(synchstylesmode が、モデルを開いたときに 3D モデル図面を更新するように設定されている場合)。
- 自動スキームを有効にしない場合([オブジェクト作成時の画層とカラーの割り当てを自動化]チェック ボックスをオフにした場合)、既定の AutoCAD 画層および色設定が有効になります。