既定の SQLite ローカル データベースと SQL Express サーバ データベースのいずれを使用するかを指定します。詳細は、ローカル データベースからサーバ データベースへの変換方法を説明するホワイト ペーパーを参照してください。
SQL Server データベース名
SQL Server のセットアップに新しく[名前をテスト]ボタンができました。
既定のデータベース名は、ホスト コンピュータ名とプロジェクト名に基づくようになり、データベース管理者は SQL Server データベースが属するプロジェクトをより簡単に識別できるようになりました。
これは、Vault プロジェクトだけでなく、すべての SQL Server プロジェクトに適用されます。
- シングル ユーザ - SQLite ローカル データベース
- プロジェクトでは既定のデータベースが使用されると指定します。このオプションの場合、これ以上の設定は必要ありません。
- マルチユーザ - SQL Server データベース
- プロジェクトではサーバ データベースが使用されると指定します。このオプションを選択すると、サーバに関する情報である、名前、データベース プレフィックス、認証を追加できます。ガイドラインは、「FAQ: サーバベースのデータベースを使用する」を参照してください。
注:
これは一般的な提案であり、規則ではありません。
- プロジェクト内のアクティブなユーザが1 ~ 2 人: SQLite
- アクティブなユーザが 3 人以上: SQL Server
ネットワーク上の多数のコンピュータから、(中間アプリケーション サーバなしに)直接かつ同時に同じデータベースにアクセスする状況では、SQLite を使用しないことをお勧めします。
Plant 3D プロジェクトで Vault を使用する場合は SQL Server の使用も必要となることに注意してください。
- SQL Server 名
- サーバ名を指定します。名前を入力することも、使用可能なサーバのリストから選択することもできます。[接続をテスト]をクリックして、接続できることを確認します。
- [接続をテスト]
- 提供された名前と認証を使用して SQL サーバに接続します。
- データベース名のプレフィックス
- データベース名のプレフィックスを指定します。このデータベース名のプレフィックスは、各プロジェクト パーツのデータベースに名前を付ける際に使用されます。たとえば、prefix と指定した場合は、prefix_PnId、prefix_Piping、prefix_Ortho、prefix_Iso、prefix_Misc という名前のデータベースが作成されます。
- [名前をテスト]
- サーバにまだデータベースが存在していないことを確認します。
- [認証]
- Windows と SQL Server のどちらの認証を使用するかを指定します。Windows の認証を選択した場合は、追加情報は必要ありません。SQL Server の認証を選択した場合は、適切なユーザ名とパスワードを入力する必要があります。また、ユーザは、プロジェクトを開く際に認証情報を入力しなければなりません。
- [ユーザ名]および[パスワード]
- SQL Server のユーザ名とパスワードを指定します。