概要 - タグ形式

ほとんどの Plant オブジェクトのプロパティの値を含むタグ形式を作成することができます。既存の形式を修正したり、新しい形式を作成することができます。

ここに、線分セグメントのタグを修正するために使用されるダイアログの一部があります。既定では、このタグには、配管グループのプロパティ(サービスやライン番号)だけでなく、線分セグメント自体のプロパティ(サイズやスペック)が含まれます。

タグ形式は、プロジェクト全体のクラス定義に対して設定されます。既定のタグのほとんどは、クラス定義レベル(たとえば、機器などのクラス定義のタイプ)でタグ項目の形式を指定します。

タグ形式には、クラス、図面、またはプロジェクトに含まれるプロパティを含めることができます。たとえば、コンポーネントのタグには、[スペック]などのクラス プロパティ、[エリア]などの図面プロパティ、または[プロジェクト番号]などのプロジェクト プロパティを含めることができます。

通常、タグ プロパティは一意(重複しない)でなければなりません。種類の異なるコンポーネントの場合も、タグは一意である必要があります。たとえば、タグ A-123 をポンプに割り当てた場合、同じタグをタンクに割り当てることはできません。

タグの一意性には、次の 2 つの例外があります。

情報はタグに保存され、図面内の注釈に表示することができます。注釈に表示される情報は、注釈スタイルに使用されるブロックによって決定されます。

タグ形式には、他のプロパティから値を取得するプロパティを含めることができます。たとえば、ラインがプロジェクト レベルのプロパティから[単位]の値を取得する場合、この取得プロパティをタグ形式に使用できます。プロジェクト レベルで[単位]の値が変更された場合、そのプロパティをタブ形式の一部として持つすべてのタグが、その変更を反映するように更新されます。

配管は、自動的にグループ化される唯一のコンポーネントです。配管グループは物理的なエンティティではありませんが、他のコンポーネントの場合と同様に、配管グループにタグ形式を設定することができます。

配管グループの既定のタグ形式は[ライン番号]です。必要に応じて、他のプロパティを追加できます(例: サービス)。