HVAC 設備のサイズ変更をガイドするために、負荷と湿り空気の詳細情報が必要な場合は、負荷レポートを生成します。
Revit では、次を実行できます。
平面図を表示する
3D ビューを表示する
負荷と湿り空気の結果を確認する
システム解析の概略を確認する
負荷レポートには、[ゾーン負荷の概要]、[システム負荷の概要]、[湿り空気の設計]の 3 つの主要なセクションがあります。
[湿り空気の設計]レポートを使用して、システム内の空気の湿り空気サイクルを確認し、サイクルが予想どおりであるかを評価します。このレポートには、一定の圧力での空気のさまざまな物理的および熱力学的特性が記載されています。これは、トラブルシューティングに役立ちます。
[ゾーン負荷の概要]では、調べるゾーンを左上で選択したり 、冷房負荷と暖房負荷を切り替えたり
することができます。レポート内の表は、カテゴリ別の各サブセクション
の負荷の影響を示します。合計は、コンポーネントのサイズ設定
に使用する総顕熱取得(遅延および瞬時)、総潜熱、総負荷を示します。
レポートには、ピーク時における環境条件を詳しく説明するサブセクション と、QA/QC を目的としたメトリクスの概要
がいくつか含まれます。
円グラフには次の機能があります。
互いに関連する冷房と暖房のピーク負荷を理解するための視覚的補助
負荷発生源の合計
[システム負荷の概要]には、ゾーン負荷の概要に関する類似した情報が含まれています。これには、次の情報が追加されています。
システムのさまざまな箇所の空気の温度
メイン ファンの風量と換気の流れ
[湿り空気の設計]レポートには、冷却コイルを含む任意のシステムで、空気中の湿り空気の状態ポイントが表示されます。このレポートには、主にシステムの各ポイントにおける空気の状態を確認するための湿り空気のチャートが表示されます 。概要一覧には、関連するさまざまなシステム プロパティがハイライト表示されます
。チャートの下の表には、チャートに示されている一定の圧力での湿り空気状態の各点の値を示します
。