ベスト プラクティス: レンダリング性能とイメージのサイズ/品質

Revit レンダリング ツールを使用するとき、イメージのサイズやレンダリング イメージの解像度のレンダリング時間に及ぼす影響は予測可能です。イメージ サイズおよび解像度の値が高くなるほど、レンダリング イメージの生成に要する時間が増えます。

イメージ解像度を増やす効果

他の設定を変更せずにイメージの解像度を倍にする(たとえば 75 dpi から 150 dpi に増やす)と、レンダリング時間が 2~4 倍増加する可能性があります。(レンダリングするイメージの複雑度に応じて、レンダリング時間の増加は 1.9~3.9 倍と異なり、平均では元の 75 dpi イメージのレンダリング時間の 2.7 倍となります。)

解像度をさらに倍にすると(元の 75 dpi から 150 dpi にした後で 300 dpi に増やす)と、それぞれの解像度増加につきレンダリング時間が 2.7 倍増えます。従って、解像度を 75 dpi から 300 dpi に増やしたときのレンダリング時間は一般的に、元の 75 dpi でのレンダリング時間よりも 2.7 x 2.7 倍、つまり約 7.3 倍増えます。解像度を 75 dpi から 600 dpi に増やしたときのレンダリング時間は一般的に、元の 75 dpi でのレンダリング時間よりも 2.7 x 2.7 x 2.7 倍、つまり約 19.7 倍増えます。

イメージ サイズをチェックする

レンダリングするビュー エリアを定義するときには、イメージ サイズが適切で妥当であることをチェックしてください。非常に大きなイメージ サイズを指定する場合には、レンダリング速度が非常に遅くなる場合があります。