ビデオ: キーノート テキスト ファイルを編集する

キーノート テキスト ファイルのサンプルを確認して、モデルに必要なカテゴリのエントリを追加します。

このビデオでは、次の操作について説明します。

  1. Microsoft® Excel® を使用してキーノート テキスト ファイルを開く。
  2. ファイルに新しい項目を追加する。
  3. 更新されたキーノート テキスト ファイルを Revit モデルに再ロードして、変更を確認する。
注: このビデオは、Revit 2017 を使用して作成されました。これよりも新しいソフトウェア リリースを使用するときは、機能やユーザ インタフェースが異なる場合があります。

トランスクリプト

Revit は、キーノート テキスト ファイルを使用して、キーノートの値をモデル内の要素に関連付けます。

[キーノート]ダイアログには、キーノート作成に使用されるテキスト ファイルがツリー構造で表示され、その場所にナビゲートしてキーノートを割り当てることができます。ツリー構造を変更するには、モデルに関連付けられたキーノート テキスト ファイルを編集する必要があります。

まず、キーノート作成に使用するテキスト ファイルを探します。[注釈]タブで、[キーノート]の下のドロップダウン矢印を使用して[キーノート作成の設定]を選択します。テキスト ファイルの場所は、ダイアログの上部に表示されます。パスを[絶対]にする場合、指定する場所が正確に一致する必要があります。パスを[相対]にする場合、キーノート ファイルはネットワーク上の任意の場所に置くことができますが、モデル ファイルと同じフォルダに配置する必要があります。[ライブラリ位置]は、キーノート ファイルの既定の場所です。後で使用できるように、パスを書き留めておくか、クリップボードにコピーします。

Revit におけるキーノート作成のファイル パスの設定はモデル固有ですが、同じキーノート作成のファイル パスを持つすべてのプロジェクトが変更されます。キーノート ファイルはタブ区切りのテキスト ファイルであり、編集はメモ帳などのテキスト エディタや Excel などのスプレッドシート ツールで行います。

この例では、ファイルの書式を読みやすくするため、Excel を使用して編集します。Excel からファイルを開き、既定のプロンプトに従ってタブ区切りファイルを開きます。列の幅を調整して、フィールドを読みやすくします。

最初の列は、キーノートに使用される番号を表します。2 番目の列はキーノートの説明です。3 番目の列は、Revit のツリー表示の行のネストをコントロールするために使用されます。キーノートの最初に一覧表示されているのはメインの見出しです。そのため、ネストをコントロールする値はありません。サブカテゴリは、メインの見出しを参照するネストのコントロール値と一緒に一覧表示されます。

サブカテゴリの各項目は、見出しのすべてのサブカテゴリの後に一覧表示され、ネスト コントロールで適切なサブカテゴリを参照します。例として、プレハブ冷凍庫壁パネルのエントリを追加してみます。

このキーノートは、[区分け 13 - 特殊建築物]の一部であるため、見出しを追加する必要はありません。冷凍庫パネルのサブカテゴリと個別の項目を追加する必要があります。

Excel スプレッドシートで、区分け 13 のサブカテゴリを見つけます。行を挿入し、サブカテゴリ「13038、低温貯蔵、断熱ワイン貯蔵庫」を追加します。ネスト キーの「13000」を追加して、ファイル内に正しく配置されるようにします。「区分け 13」のすべてのサブカテゴリの下に、項目「13038.A1、プレハブ冷凍庫壁パネル」を挿入し、ネスト キーの「13038」を追加します。Excel ファイルを保存して閉じます。

Revit に戻り、キーノートファイルを再ロードし、[ビュー]をクリックします。ツリー構造をナビゲートして変更を確認します。コントロールを使用して、別のキーノート ファイルを参照することもできます。これは、オフィス内に複数のキーノート標準がある場合に便利な機能です。

この方法を利用して、Revit に含まれているサンプルのキーノート ファイルを変更するか、独自のカスタム キーノート ファイルを作成します。