ビデオ: ジェネレーティブデザイン スタディの結果を検討する

Revitのジェネレーティブデザインを使用してスタディを作成した後、デザイン上の課題を解決する最善策を見つけるために結果を検討したり、新しいスタディの基礎として結果を使用します。

このビデオでは、次の操作について説明します。

  1. 検討するスタディを選択します。
  2. 結果の詳細を確認します。
  3. チャートを使用して、結果を理解し、フィルタします。
  4. 次の手順を理解します。これには、新しいスタディの作成や選択した結果をモデルに統合することなどが含まれます。
注: このビデオは、Revit 2021 を使用して作成されました。これよりも新しいソフトウェア リリースを使用するときは、機能やユーザ インタフェースが異なる場合があります。

トランスクリプト

ジェネレーティブデザインでスタディが完了すると、代替デザインや成果を検討して、ニーズに最も適したソリューションを見つけることができます。スタディの作成後に[成果を検討]ダイアログ ボックスを閉じた場合は、Revit で[管理] > [成果を検討]をクリックして開きます。

左ペインには、既存のスタディが一覧表示されます。このリストからスタディを選択します。その成果が中央ペインに表示されます。各サムネイルはライブの 3D ビューであるため、一度に表示できる成果の数は制限されます。コントロールを使用して、成果をリストとして表示したり、並べ替えたり、成果の追加のページを表示します。

成果を選択し、[詳細]オプションと[チャート]オプションがオンになっていることを確認します。成果の詳細が右ペインに表示されます。ここに表示されるイメージは 3D ビューになっていて、操作することができます。[出力]の数値はこの成果で得られた値を示し、[入力]の数値は成果の生成に使用された値を示します。矢印をクリックすると、別の成果の詳細が表示されます。

別の成果に移動すると、チャートが変化します。平行座標チャートではそれぞれの成果の入力値と出力値がハイライト表示されます。また、チャートを使用して成果をフィルタすることもできます。1 つまたは複数の列をクリックしてドラッグすると、基準を満たす成果が表示されます。[フィルタをクリア]をクリックすると、すべての成果が表示されます。

成果を別の方法で確認および解析するには、チャートを散布図に変更します。オプションを使用して、X 軸と Y 軸に使用する基準を変更し、成果の値の書式を設定します。チャート上のプロットをクリックしてその成果を選択し、詳細を確認します。

この一連の成果を確認した後、スタディを反復することができます。反復するには、[スタディを作成]をクリックし、別の設定を使用して代替デザインをさらに検討します。最適なソリューションが決定するまで、スタディは何度でも作成できます。

モデルに統合する特定の成果が決定した場合は、その成果を選択して[Revit 要素を作成]をクリックします。デザインがモデルに統合され、必要に応じて要素が追加および修正されます。Revitのジェネレーティブデザインを使用すると、デザインの課題に対するソリューションをすばやく生成して検討できます。