ビデオ: 要素の選択とダブルクリック操作をコントロールする

モデル内での要素の選択方法と、さまざまなタイプの要素をダブルクリックしたときの動作をコントロールするための設定を使用します。

このビデオでは、次の操作について説明します。

  1. 要素の選択モードを切り替える。
  2. 要素タイプのダブルクリック操作を設定する。

トランスクリプト

状況によっては、既定の選択動作のコントロールが必要となることがあります。[選択]ドロップダウンを使用すると、これをコントロールできます。

ドロップダウンの選択オプションのチェックをオンまたはオフにすると、選択モードを切り替えることができます。たとえば、[リンクを選択]がオンになっている場合、カーソルを上に合わせるとリンク ファイルがハイライト表示され、クリックすると選択されます。[リンクを選択]がオフになっていると、カーソルを上に合わせてもリンク ファイルがハイライト表示されず、選択できません。

設定できるその他の選択モードは次のとおりです。
  • [アンダーレイ要素を選択]はビューのアンダーレイの要素を選択できるようにするかどうかをコントロールします。
  • [ピンされた要素を選択]は、オフの場合にピンで固定された要素を選択できないようにします。通常は動かさない要素をピンで固定するものなので、選択されないようにしておくと便利です。
  • [面で要素を選択]はエッジの代わりに要素の面を選択できるようにします。これは、壁によってエッジが隠れている部屋の床を選択する場合に役立ちます。面の選択では、部屋の中央にある床を選択できます。
  • [要素をドラッグして選択]は、選択後に要素をドラッグして動かすことでモデルを簡単に変更できるようになります。ただし、要素を誤って動かしてしまうこともあるので注意してください。

代替方法として、ステータス バー右端のコントロールを使用して、すべてのモードを切り替えることもできます。

また、ダブルクリックの動作もコントロールできます。特定の要素をダブルクリックしたときの動作を指定できます。異なる要素タイプの動作は個別に設定できます。

ダブルクリックの動作を定義するには、リボンの[ファイル]タブをクリックし、[オプション]ダイアログ ボックスを開きます。[ユーザ インタフェース]セクションで、ダブルクリック オプションの[カスタマイズ]をクリックします。

各要素タイプのドロップ ダウンで、必要な設定を選択します。ドロップ ダウンで使用できる設定は要素のタイプによって異なります。

選択とダブルクリックのオプションはユーザ設定です。これらの設定を定義すると、これらの設定は Revit セッション間で継続して使用され、Revit.ini ファイルに格納されます。