カスタム Revit.ini ファイルを準備する

配置を作成する前に、ユーザのアプリケーション設定をカスタマイズするための Revit.ini ファイルを準備することができます。

配置を作成するときは、[アプリケーション設定をカスタマイズ]オプションを使用して、Revit.ini ファイルを指定します。

  1. Revit のスタンドアロン インストールを実行します。
  2. Revit ソフトウェアを開始し、[オプション]ダイアログを使用して、必要に応じて設定項目に値を指定します。

    各ユーザ グループの設定を適切に定義するためのサポートが必要な場合は、BIM マネージャや経験豊富な Revit ユーザに問い合わせてください。

    • Autodesk Revit でユーザの専門分野を定義するには、[オプション]ダイアログの[ユーザ インタフェース]タブの[ツールと解析]オプションを使用します。
    • 既定のプロジェクト テンプレートとその場所を指定するには、[ファイルの場所]タブを使用します。
    • 次の項目を指定するには、[オプション]ダイアログのその他のタブを使用します。
      • 保存通知やジャーナル ファイルのクリーンアップ設定などの一般的なオプション
      • 表示と動作をコントロールするユーザ インタフェース オプション
      • 背景色やアンチエイリアシングなどのグラフィックス オプション
      • ハードウェア アクセラレーションやオクルージョン カリングなどのハードウェア オプション
      • ユーザ ファイルおよび点群への既定のパス
      • レンダリング、スペルチェック、ナビゲーション、マクロ用のオプション

    Revit ユーザ設定を適切に設定した後に、Revit ソフトウェアを終了して次の手順に進みます。

  3. Revit のユーザ設定を行ったコンピュータ上で、次の場所にナビゲートします。

    C:¥Users¥<ユーザ名>¥AppData¥Roaming¥Autodesk¥Revit¥<製品とリリース>

    このフォルダには、ソフトウェアを使用したときに作成した Revit.ini ファイルが保存されています。

  4. 配置を作成するコンピュータから簡単にアクセスできる場所に Revit.ini ファイルをコピーします。
  5. (省略可能)さらに設定を微調整する必要がある場合は、テキスト エディタを使用して Revit.ini を修正します。
注: Revit.ini で DisciplineOption ([UserInterface]セクション) の値と[DirectoriesXXX]セクションのパスが指定されている場合は、配置を作成するときに次のインストール オプションが無効になります。
  • Revit ソフトウェア インストールの[専門分野]オプション
  • Revit Content Libraries インストールの[設定]オプション