ドアおよび窓の開口部での、複層壁の各レイヤの仕上げ方法を定義します。
このビデオでは、次の操作について説明します。
壁にドアや窓を配置する際に、壁のレイヤの開口部での納まり方法を示すことができます。壁と窓またはドアの両方のコントロールを使用して、この納まりの表示方法をコントロールします。
この例では、壁に窓を配置します。このファミリでは、壁内の窓の位置をコントロールできます。窓を選択し、オフセット値を 9 1/8" に設定します。[適用]をクリックすると、壁内の窓の位置が変更されます。
壁のレイヤの納まりを設定するには、窓のタイプ プロパティを編集します。[タイプを編集]をクリックします。[タイプ]ダイアログで、[開口処理]パラメータを設定します。内壁、外壁、両方、または指定しない、のいずれかに設定できます。[ホスト別]に設定した場合は、壁タイプ パラメータの[開口処理]でレイヤの納まり方法をコントロールします。この場合、窓で納まりをコントロールし、内壁および外壁のレイヤに納まりを設定します。
内壁と外壁の納まり位置は、ファミリ内の参照面によってコントロールされます。参照面は、プロジェクトで使用する際に壁の開口処理を明らかにします。このファミリでは、開口処理を示す参照面の位置はパラメータによってコントロールされます。これらの面は、納まりをコントロールするのがファミリかホスト壁かに関係なく、壁レイヤの納まり方法をコントロールします。
納まりの距離は、このファミリのインスタンス パラメータによってコントロールされます。外壁の納まりを 9 5/8" に、内壁の納まりを 9 7/8" に設定して、[適用]をクリックします。
レンガで空気スペースの納まりが設定されないようにするには、壁を選択して壁の構造を編集します。最後に、空気スペース レイヤの納まり設定をオフにします。
ファミリおよび壁の設定を使用して、ドアと窓の両方で壁レイヤの納まり方法をコントロールします。