ベスト プラクティス: プロジェクト基準点と測量点

ここでは、プロジェクト基準点と測量点を最適な方法で使用するための考慮点について説明します。

これらの操作方法については、これ以降の各セクションを参照してください。

サンプル モデルの使用

プロジェクト基準点と測量点の仕組みを理解するための最適な方法は、プロジェクト基準点と測量点を実際に操作してみることです。操作を試すには、このサンプル モデルをダウンロードします。このサンプル モデルには、測量点に基づく指定点座標(黒で表示)と、プロジェクト基準点に基づく指定点座標(オレンジで表示)が含まれています。

上記のサンプル モデルで外構平面図ビューを開き、次の操作を実行します。

上記の各操作を行う際に、次のことに注意してください。

このように実際の操作を試してみることが、重要な配置メカニズムを理解するための最適な方法です。

リンク モデル内のプロジェクト基準点と測量点の表示を使用する

リンク モデルで作業する場合、リンク モデルのプロジェクト基準点と測量点はグレーで表示されます。これらの点を使用すると、ホスト モデルとリンク モデルのプロジェクト基準点と測量点の相対的な位置を把握するのに役立ちます。

詳細については、「プロジェクト基準点と測量点を表示する」を参照してください。

内部原点からモデルまでの距離を確認する

モデルの正確性を確保するため、プロジェクト基点(内部原点)の開始位置からモデル ジオメトリまでの距離は 32 km または 20 マイル未満になるようにしてください。この距離を確認するには、次の手順を実行します。

  1. プロジェクト基準点からモデル ジオメトリまでの距離を計測するには、[修正]タブの[計測]ツールを使用します。
  2. この距離が 32 km または 20 マイルを超えている場合は、プロジェクト基点の開始位置から 32 km または 20 マイルの範囲内にモデル ジオメトリを移動してください。
  3. プロジェクト基準点を開始位置から 20 マイル以内に戻します。

読み込んだ DWG 外構を配置する

モデルの敷地情報が含まれている DWG ファイルを土木設計者から提供されている場合は、次の手順を実行して、DWG ファイルを正しく配置してください。

  1. 土木設計者から提供された座標を使用して、測量点を設定します。
  2. 真北を回転して、モデルに対する正しい角度を指定します。
  3. DWG ファイルの読み込みまたはリンクを行います。

    DWG ファイルをリンクする際に、[配置]オプションで[自動 - 共有座標を指定]を指定します。