プロジェクトで既存の地形ソリッドの一部を変更することが必要な場合に、既存の地盤面の整地を変更し、その変更を追跡します。
このビデオでは、次の操作について説明します。
プロジェクトで既存の地形の一部を変更する必要があり、切土と盛土の土量を追跡する場合は、[整地]ツールを使用します。
整地の切土と盛土の土量がプロジェクトで追跡され、地形ソリッド集計表でレポートできます。整地は「新設」フェーズであるため、このように機能させるには、作業中の地形ソリッドをプロジェクトの前のフェーズ(ここでは「既存」)に設定する必要があります。
[マス & 外構]タブで[整地]を選択します。[整地]ツールで、選択した領域を現在のフェーズにコピーします。サーフェスを定義するすべての点または周囲の点のみを選択して、コピーを作成します。
単純な整地にする場合は周囲の点のみを使用でき、より正確な表現にする場合はすべての点を使用します。
既存の地形ソリッドを選択してコピーします。点を追加または調整して、整地を定義します。
この例では、外構の一部で整地の勾配が削減され、全体の高さが削減されます。
編集が完了したら、整地を終了します。ビューの設定に応じて、既存の地形ソリッドと新しい整地を確認できます。
地形ソリッド集計表を使用して、整地の切土と盛土の土量をレポートします。[表示]タブで、集計表を作成し、[地形ソリッド]カテゴリを選択します。切土および盛土のパラメータを集計表に追加します。
集計表のフェーズ フィルタを変更して、既存の外構の計算結果が表示されないようにします。
建物の位置でボイド ボリュームを外構から除去すると、集計表にその切土が含まれるように、切土と盛土の土量が調整されます。計算された切土と盛土の土量は近似値であり、結果の精度はプラスマイナス 2 パーセントの範囲内となります。
点を編集して整地のサーフェスをさらに修正して、プロジェクトの切土と盛土の土量のバランスを調整することができます。