ビデオ: 鉄筋を配置する - ホストに展開する

さまざまな配筋方法の設計と使用に対応するように、鉄筋のセットおよびインスタンスをモデルに配置します。

このビデオでは、次の操作について説明します。

  1. [鉄筋]ツールを使用して鉄筋セットを配置し、[最小間隔]のレイアウトとし、間隔値を 125 とする。
  2. 直線状の鉄筋セットを[かぶりと垂直]に配置し、[固定数]オプションの数量を 3 に設定する。
  3. 直線状の鉄筋の単一インスタンスを 2 つ配置して配筋を完了する。
  4. 直線状の鉄筋の長さを調整する。

トランスクリプト

鉄筋のインスタンスを単独でまたはセットで追加することで、コンクリート要素に配筋を追加できます。この演習では、コンクリート梁に鉄筋要素を追加する方法を説明します。

通常、鉄筋は断面図ビューに配置します。鉄筋を追加するには梁を選択し、[配筋]パネルの[鉄筋]ツールをクリックします。形状ブラウザで鉄筋形状を選択し、鉄筋の向きを[作業面と平行]、[かぶりと平行]、または[かぶりと垂直]のいずれかに指定します。

要素の配列を作成する場合と同じように、鉄筋セットを配置する場合もセット内のインスタンスの数かインスタンス間の間隔のどちらかを指定できます。これにより、背筋が配置される要素に基づいてインスタンスの合計数が決まります。この例では、レイアウト オプションとして[最小間隔]を選択し、間隔値として 125 mm を指定します。

梁断面の上にカーソルを移動すると、鉄筋がスラブまで伸びたプレビュー イメージを確認できますが、鉄筋のかぶりはまだ優先されています。これは、スラブの最上部近くの緑の破線で示されています。[Spacebar]を押して鉄筋を回転させ、必要に応じてフックの位置を調整してから、梁の長さに沿ってセットをクリックして配置します。

鉄筋セットを選択してその形状ハンドルをドラッグすると長さを調整できます。この例で使用しているレイアウト オプションでは鉄筋インスタンス間の間隔を指定したため、セットの長さを短くするとインスタンスが少なくなります。

梁に配筋する次の手順として、直線状の鉄筋セットを[かぶりと垂直]に配置します。[固定数]オプションを使用して数量 3 を指定し、それぞれの梁断面の垂直エッジの内側に鉄筋セットを配置します。各セットの上位のインスタンスがスラブの下に配置されることが分かります。セットを選択し、形状ハンドルをドラッグしてセットの長さを長くします。

ここで、直線状の鉄筋の単一インスタンスを 2 つ配置して梁の配筋を完了します。最後に、直線状の鉄筋の長さを調整して、結合された柱と構造壁まで伸ばします。

構造モデルで[鉄筋]ツールを使用すると、プロジェクトの詳細設計、文書化、および集計に役立ちます。