解析用ノード

解析用ノードは、解析モデルの基本的な構築ブロックです。

解析用ノードを直接作成することはできません。解析用ノードは、解析用部材や解析用パネルをモデリングするときに作成されます。解析用部材の場合は要素の終端に、解析用パネルの場合は各コーナーに作成されます。

解析用ノードは、解析要素間の結合要素として動作します。

解析用ノードには、次の 2 つの異なる動作パターンがあります。

終了ノードは、解析用部材の端部と解析用パネルのエッジの端部に作成されます。これらのノードは、2 つ以上の解析要素を接続すると結合されます。
ホストされたノードは、終了ノードが終了ノード以外の位置で部材またはパネルに接続されたときに実行されます。ノードがホストされている場合、そのノードは終了ノードよりもわずかに小さく表示されます。ホストされたノードは、レベルやグリッドではなく、ホストされる位置に基づいて動作します。

レベルを使用した解析用ノードの動作

解析用ノードの垂直位置は、その解析用ノードに関連付けられたレベルに基づいてコントロールできます。

解析用ノードを作成すると、最も近いレベルに関連付けられます。レベルとそのオフセット距離は、[プロパティ]パレットの[拘束]の[関連したレベル]パラメータで記録されます。

ノードの垂直位置が変更された場合(ノードをドラッグした場合など)、関連付けられたレベルは同じままとなり、オフセットはノードの垂直位置に基づいて自動的に更新されます。関連付けられたレベルの位置が変更されると、それに応じてノードの垂直位置が調整され、オフセットは維持されます。

注: ホストされたノードにはレベル情報がありますが、グレー表示され、編集できません。ホストされたノードのレベル情報は、ホストの解析用部材によってコントロールされます。

グリッドを使用して解析用ノードの位置をコントロールすることができます。

プロジェクトにグリッドシステムが定義されている場合、解析用ノードは最も近いグリッド交点と、そのグリッド交点までの距離(グリッド交点の場合は両方向)を、[プロパティ]パレット

[拘束]

[位置マーク]に表示します。

解析用ノードがグリッドに配置され、[プロパティ]パレットの[拘束]で[グリッドに沿って移動]チェックボックスがオンになっている場合、解析用ノードはグリッドの位置に従います。

解析用ノードが 2 つ以上のグリッドの交点に作成されると、解析用ノードプロパティの[位置マーク]パラメータに、2 つのグリッド交点のすべてのケースを含むドロップダウンリストが表示されます。

注: 作成または修正中に、解析用ノードをグリッドまたはグリッドの交点にアタッチすることができます。

ノードがパネル、サーフェス、またはエッジにホストされている場合、ホストパネルの形状と位置を調整する際には、次の 2 つの動作があります。

ホスト解析用パネルの形状は、参照面を変更せずに調整されます。編集プロセス中、ホストされるノードは接続が解除されます。編集後、ホストされたノードが再接続されます。
ホスト解析用パネルの参照面が変更されました。ホストされたノードは、編集処理中もホストされたままになります。その位置は、ホストパネルに基づいて調整されます。

解析用ノードを選択すると、ウィジェットが表示されます。このウィジェットは、座標系に基づいて配置する場合に役立ちます。

コントロールをドラッグしてノードを移動し、[スペース]キーを押してコントロール座標系を切り替えることができます。ノードのローカル座標系、接続されている要素の座標系、またはプロジェクトのグローバル座標系から選択できます。