次の情報を使用して、冷温水配管系統での水圧分離に関する問題のトラブルシューティングを行います。
警告メッセージと対処法 | 説明 |
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水圧分離では、正確に計算するためにヘッダ配管上に偶数個の接合が必要です。接合を追加または削除して、分離を完了します。
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1 次ヘッダまたはループには、共通パイプの両側で同数の 2 次分岐が必要です。また、ヘッダの両側の 1 次分岐と 2 次分岐の数はバランスが取れている必要があります。 |
この水圧ループは、どの接合でも分離されません。[分離を削除]ツールを使用して、不要な水圧分離を削除します。
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これは、ループの片側が分離していて、反対側が分離していない場合に発生することがあります。2 つの側面を結合するターミナルで警告が表示されます。 |
2 次/3 次ループの片側のみが分離されます。流量および圧力損失を正確に計算するには、ループのもう一方の端点に分離を追加します。
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適切な要素を考慮してループを計算するには、ループの開始および終了位置の両方のパイプに分離を適用する必要があります。 |
このポンプの計算上の圧力損失は、クリティカル パスが閉じたループではないため、計算されません。2 次/3 次ループ内で使用する予定のポンプが他にあるかどうかを確認します。[分離を追加]ツールを使用して、2 次/3 次ループを定義します。
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この状態は通常、1 つのループまたはシステムに複数のポンプが存在することで発生します。複数のポンプが別々のループに属している場合、水圧分離の適用が必要になることがあります。ポンプを並列運転する場合、ポンプ セットの作成が必要になることがあります。 |
次の表は、水圧分離に関連するトラブルシューティングの情報です。
問題 | 解決方法 |
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2 次ヘッダで水圧分離を行った後、[システム ブラウザ]の階層が正しくないか、ループに関連する確認可能な警告が簡単に修正できません。 |
システム(往水および還水)が 1 次ループまたはヘッダでパイプに正しく割り当てられなかった可能性があります。往水側と還水側は連続している必要があります。たとえば、分離前にヘッダ全体が往水システムに設定され、還水が 2 つのシステムで構成されていた場合、分離後に作成された新しい 2 次システムが有効ではなく、計算とシステムの階層に影響を与えている可能性があります。詳細については、次のビデオを確認してください。 |