バックアップ ファイルについて

バックアップ操作(コピー、消去など)は、変更をモデルに保存するときに必ず行われます。必要な場合は、バックアップ ファイルを使用してモデルに対する最新の変更をロールバックし、そのモデルを以前保存した状態に復元することもできます。

注: このトピックでは、ワークシェアされていないモデルのバックアップ ファイルについて説明します。ワークシェアされているモデルのバックアップ ファイルについては、「ワークシェアされているプロジェクトのロールバック」を参照してください。

モデルを保存するとき、Revit では、モデルの旧バージョンのバックアップ コピーが作成されます(つまり、保存前のモデルがバックアップされます)。このバックアップ コピーの名前の形式は <モデル名>.<nnnn>.rvt のようになります。<nnnn> にはファイルが何回保存されたかを示す 4 桁の番号が入ります。バックアップ ファイルはモデルと同じフォルダに作成されます。バックアップ ファイルを開き、[名前を付けて保存]を実行して元のファイル名で保存し、ファイルを以前の状態に復元します。

Revit で保存されるバックアップ ファイルの最大数を指定できます。指定した場合、バックアップ ファイルの数がその最大数を超過すると、Revit では最も古いファイルが削除されるようになります。

たとえば、バックアップ ファイルの最大数が 3 つで、フォルダに 5 つのバックアップ ファイルがある場合、Revit では、古い方から 2 つのバックアップ ファイルが削除されます。