IES ファイルを使用して、Revit モデル内の光源の強度とスタイルを定義します。
このビデオでは、次の操作について説明します。
IES ファイルを使用して、Revit モデル内の光源の強度とスタイルを定義します。
IES ファイルを使用すると、レンダリング イメージにフォトリアリスティックな照明効果を実装できます。このレンダリングを見ると、現在の全体的なスポットライト スタイルの照明は少し粗く、完全にはリアリスティックではありません。この例では、照明をよりリアルに再現するために、このランプの IES ファイルを変更します。ランプを選択し、[修正]パネルから[ファミリ エディタ]を開きます。
次に、Revit の作図領域で光源を選択します。[光源設定]をクリックします。[光源設定]ウィンドウの[形状に応じて放射]セクションで、光源から放出される光の形状を変更できます。[光の拡散]セクションで、光の拡散を一般的なスポットライトからフォトメトリック ウェブに変更します。フォトメトリック ウェブは、光源の配光を 3D で表現したものです。[適用]をクリックし、続けて[OK]をクリックします。
次に、使用する IES ファイルを指定します。照明器具ファミリ全体に同じ配光を適用するために、ファミリ エディタで照明器具ファミリを開いたままにします。光源を選択します。
次に、[プロパティ]パネルで[ファミリ タイプ]をクリックします。[フォトメトリック]セクションでは、光の色や傾斜角などを変更できます。光源に IES ファイルを定義するには、[フォトメトリック ウェブ ファイル]の[値]セクションをクリックします。右端にある3 点リーダー アイコンをクリックします。IES ファイル選択ウィンドウが表示されます。ファイルを spot_ideal IES ファイルに変更します。
[開く]をクリックします。[ファミリ タイプ]ウィンドウで[適用]をクリックし、[OK]をクリックします。今指定した IES ファイルが反映され、作図領域の光源の形状が変わりました。[プロジェクトにロード]をクリックします。プロジェクトをレンダリングすると、部屋の中の照明が IES ファイルを使って定義したよりリアルな設定に変更されたことが分かります。IES ファイルを使用して、Revit モデル内の光源の強度とスタイルを定義します。