ペーパー空間でのトリミング領域の高さと幅を明示的に設定することができます。
これは、ビューの領域のサイズがシート上の領域と同じサイズであることを意味します。注釈トリミング領域のオフセットを、モデルのトリミング領域を利用して指定することもできます。
- 作図領域で、トリミング領域を選択します。
- [<ビュー タイプ> を修正]タブ [トリミング]パネル (トリミング サイズ)をクリックします。
[トリミング領域のサイズ]ダイアログが開きます。
- パース ビューでトリミング領域を修正する場合は、ビューの[フィールド]か[スケール](固定した比率)を選択します。これらのモードについて、この手順の最後で例示しています。
- 幅と高さの値を修正します。
注: パース ビューで[スケール]を選択した場合は、値がロックされているため、高さまたは幅しか修正できません。
- 注釈トリミングのオフセット値を修正します。
注釈トリミング オプションは、パース ビューでは選択できません。
- 変更する場合は[適用]をクリックし、変更してダイアログ ボックスを閉じるには[OK]をクリックします。
トリミング領域のサイズ変更では、「ビュー範囲」モードと「スケール」モードの 2 つがあります。
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[ビュー範囲]では、トリミング領域を指定サイズになるまで変更します。たとえば、トリミング領域を幅 100 mm x 高さ 75 mm から幅 50 mm x 高さ 25 mm に変更します。トリミング領域がそれに基づいて更新されます。[ビュー範囲]モードは、パース ビューと非パース ビューを対象とします。
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[スケール]モードでは、高さまたは幅のいずれかを変更します。Revit LT では、縦横比は維持されます。値を変更すると、ビューのスケールは変わりますが、ビュー範囲は変わりません。[スケール]モードは、パース ビューのみを対象とします。
注: ビューで[スケール]オプションを使用しても、ビュー自体のイメージのサイズは変わりません。これは、[スケール]の変更は、シート上のイメージのサイズであって、ビューに表示されたものではないためです。変更を確認するには、シート上でビューが配置される場所に移動する必要があります。