さまざまなタイプのソフトウェアを使用しているチーム メンバーと共同作業ができるよう、DWG ファイルの書き出しオプションをカスタマイズします。
このビデオは、次のことを示します。
プロジェクトの他のメンバーと共同作業する場合、Revit LT ビューを DWG ファイルに書き出して、他のソフトウェア アプリケーションでファイルを表示できるようにすると便利です。書き出しを設定する際は、書き出しオプションをカスタマイズして、必要な標準に適合する DWG ファイルを作成します。
最初に、書き出すビューを開いて、アプリケーション メニュー[書き出し][CAD 形式][DWG]を選択して、[DWG 書き出し]ダイアログを開きます。ダイアログの[書き出し設定を選択]セクションで、省略記号[...]をクリックして、[書き出し設定]ダイアログを開きます。
このダイアログで変更を加える場合は、新しい設定を作成するか既存の設定を複製して、セッション間または複数プロジェクト間で使用するためのカスタム設定を保存します。この例では、新しい設定を作成し、開始点として AIA 標準を選択します。
Revit LT の各カテゴリには、書き出し時に使用される投影レイヤと切り取りレイヤが割り当てられています。切り取りの割り当てが灰色の場合は、そのカテゴリに切り取りできない要素が含まれています。最初にカテゴリとサブカテゴリを選択します。次に、必要に応じてレイヤ名と色に変更を加えます。この例では、手摺の色を 1 (赤)に変更します。
次に、要素に割り当てられたパラメータに基づいて、レイヤ割り当てにモディファイヤを追加できます。[壁]カテゴリにフェーズ ステータスを追加します。レイヤ割り当てとモディファイヤの間に、区切り文字としてハイフンを適用します。[窓]カテゴリと[ドア]のカテゴリにも同様のモディファイヤを適用します。モディファイヤを使用する場合、カテゴリ リストの下にモディファイヤの値が設定されます。この例では、フェーズ ステータス モディファイヤを使用するすべてのカテゴリは、名前に Demo (解体)を追加して色 7 (白色)を使用するか、名前に Exst (既設)を追加して色 8 (灰色)を使用します。新設および仮設のステータス要素は修正されません。
線、パターン、フォントなどの DWG 書き出しの他の側面を、[書き出し設定]ダイアログのその他のタブで書き出し用にカスタマイズすることができます。変更が完了したら、[OK]をクリックします。