文字注記を追加する

図面に文字注記を追加する場合、引出線、文字列の境界線と文字の書式の表示をコントロールすることができます。

注: Windows 10 の文字の処理方法は、従来の Windows リリースとは異なるため、複数のオペレーティング システムでモデルを開いたり作業を行う場合は、文字注記で矛盾が生じることがあります。たとえば、ワークシェアされているモデルで作業する場合などに矛盾が発生します。これらの問題は、特定のフォントにのみ影響し、該当するフォントの行の間隔や単語の折り返しが変更される場合があります。

ワークシェアされたモデルにアクセスするすべてのワークステーションで、プロジェクトの開始時やアップグレード時に使用したものと同じバージョンの Windows を使用することをお勧めします。

ビデオ: 文字の機能強化ツールを使用する

  1. [引出線]パネルで、引出線オプションを選択します。
    • (引出線なし)既定の引出線
    • (1 セグメント)
    • (2 セグメント)
    • (曲線)曲線の形状を変更するには、折れ点コントロールをドラッグします。
    ヒント: 引出線付きの文字注記を配置すると、引出線の最後の点が、近くにある文字注記からのすべての引出線のアタッチ点にスナップします。引出線のない文字注記を配置すると、近くにある文字注記またはラベルからの文字基準点にスナップします。基準点は、文字の位置合わせ(左、右、中心)によって決まります。
  2. [引出線]パネルで、左のアタッチ点をクリックし、右のアタッチ点をクリックします。
    • (左上の引出線)
    • (中央左の引出線)
    • (左下の引出線)
    • (右上の引出線)
    • (中央右の引出線)
    • (右下の引出線)
    注: 既定のアタッチ点は左上と右下ですが、既定値を変更できます。
  3. [段落]パネルで、垂直位置合わせをクリックします。
    • (上に位置合わせ)
    • (中央に位置合わせ)
    • (下に位置合わせ)
  4. [段落]パネルで、水平位置合わせをクリックします。
    • (左に位置合わせ)
    • (中心に位置合わせ)
    • (右に位置合わせ)
  5. 次のいずれかの操作を行います。
    • 境界線付き文字の場合。クリックしてドラッグし、テキスト ボックスを作成します。テキスト ボックスは文字注記の幅を指定することとなり、文字は注記の境界に達すると折り返されます。手動で改行する必要がないため、文字の容量が大きい場合はこの方法を使用することをお勧めします。
    • 境界線なし文字の場合。1 回クリックして、注記を配置します。Revit LT によって、入力のためのテキスト ボックスが挿入されます。
    • 1 セグメントの引出線か曲線状の引出線がある文字注記の場合。1 回クリックして引出線の端点を配置し、引出線の作成後、カーソルをクリック(境界線なし文字の場合)するかドラッグ(境界線付き文字の場合)します。
    • 2 セグメントの引出線がある文字注記の場合。1 回クリックして引出線の端点を配置し、引出線のエルボを配置する場所をクリックした後で、カーソルをクリック(境界線なし文字の場合)するかドラッグ(境界線付き文字の場合)して引出線を完成させます。
  6. (省略可能) [フォント]パネルで、文字の書体をクリックします。
    • (太字)または[Ctrl]+[B]を押します
    • (斜体)または[Ctrl]+[I]を押します
    • (下線)または[Ctrl]+[U]を押します
    • (すべて大文字)または[Ctrl]+[Shift]+[A]を押します。
  7. (省略可能) 注記の中にリストを作成するには、[段落]パネルでリスト スタイルを選択します。
    • (リストはありません)
    • (箇条書き)
    • (番号)
    • (文字 - 小文字)
    • (文字 - 大文字)
  8. 文字を入力し、ビュー内のいずれかの場所をクリックして完了します。

    文字注記コントロールはアクティブなままとなり、これを使用して注記の位置と幅を変更できます。

  9. [Esc]を 2 回押して、コマンドを終了します。