ビデオ: RVT ファイルをライブラリとして使用する

ファイルを使用してシステム ファミリおよび 2D 製図ビューをモデルに読み込む方法を説明します。

このビデオでは、次の操作について説明します。

  1. システム ファミリをファイルから切り取って、別のファイルに貼り付ける。
  2. [プロジェクト標準を転送]を使用して、ファイルのシステム ファミリを別のファイルに転送する。
  3. 外部ファイルから製図ビューを挿入する。
注: このビデオは、Revit LT 2020 を使用して作成されました。これよりも新しいソフトウェア リリースを使用するときは、機能やユーザ インタフェースが異なる場合があります。

トランスクリプト

設計の開発中に、他のプロジェクトの詳細やシステム ファミリ タイプを使用することができます。テンプレート ファイルに一般的な要素を含めることができます。または、一般的であっても必要ではない要素や、テンプレート ファイルに入れるほど一般的ではない要素の「ライブラリ」として、RVT ファイルを使用することもできます。

システム ファミリのライブラリとしてファイルを使用するには、モデルを開き、ライブラリとして使用するファイルを開きます。この例では、多くの耐火壁を含むファイルが開かれています。ライブラリ ファイルで各壁タイプのインスタンスの例を確認することができます。モデルで使用する要素を検索して、クリップボードにコピーします。対象のモデルのビューに切り替えて、要素を貼り付けます。これで、これらのシステム ファミリ タイプをモデルで使用できます。

あるファイルから別のファイルにシステム ファミリを取得するには、両方のファイルを開き、[管理]タブで[プロジェクト標準を転送]を選択する方法もあります。この方法の場合、転送するカテゴリを選択することができます。この転送では特定のカテゴリに含まれるファミリおよびタイプがすべて転送されることにご注意ください。ソース ライブラリ ファイルに多くのタイプが含まれる場合は、上記の切り取りと貼り付けによる方法で特定のファミリのみをコピーします。

一般的な詳細図も、ライブラリ ファイルを使用できる要素です。モデル内の任意の 2D ビューを開きます。この例では、シート ビューを開き、[挿入]タブの[ファイル挿入]をクリックし、次に[ビュー挿入]をクリックします。ダイアログで、2D 詳細ライブラリに使用するファイルにナビゲートします。

[ビューを挿入]ダイアログで、ライブラリ ファイル内にある製図ビューを確認できます。モデルにインポートするビューを選択して、[OK]をクリックします。ビューが[プロジェクト ブラウザ]に追加され、このプロジェクトに合わせて変更したり、設計図書セットで使用することができます。

他のプロジェクトで Revit ファイルをライブラリとして使用すると、時間の節約になり、プロジェクトと会社の規格との整合性を保つことができます。