ビデオ: 組み込み型集計表を作成する

組み込み型集計表を使用して、部屋、スペース、ダクト システム、配管システム、電気回路カテゴリのコンポーネントに関する情報を表示します。

このビデオでは、次の操作について説明します。

注: このビデオは、Revit 2021 を使用して作成されました。Revit LT を使用して手順を実行するときは、機能やユーザ インタフェースが多少異なる場合があります。

トランスクリプト

組み込み型集計表を使用して、部屋、スペース、ダクト システム、配管システム、電気回路カテゴリのコンポーネントに関する情報を表示します。

この例では、オフィスに移動する家具に関する情報を集めた組み込み型集計表を作成します。

組み込み型集計表を作成するには、[表示]タブの[集計]ドロップ ダウンから[集計表/数量]を選択します。

[新しい集計表]ウィンドウで、[カテゴリ]メニューから[部屋]を選択し、[OK]をクリックします。

[集計表プロパティ]ウィンドウが表示されます。

この例では、この集計表から各部屋に追加する必要のある家具の数を確認します。この集計表で、集計する一次カテゴリを定義します。この例では、「部屋」が一次カテゴリです。このように定義するには、[使用可能なフィールド]メニューから名前と番号のフィールドを選択し、[パラメータを追加]ボタンをクリックして集計表に追加します。

次に、[並べ替え/グループ化]タブを選択し、[並べ替え方法]ドロップダウン メニューで番号による並べ替えを選択します。[空白行]ボックスをオンにして、集計表の部屋情報の間にスペースを追加します。

次に、[組み込み型集計表]タブを選択します。

このタブは、部屋、スペース、ダクト システム、配管システム、または電気回路カテゴリで作業している場合にのみ表示されます。

[組み込み型集計表]タブで、[組み込み型集計表]ボックスをオンにして、メニューから[家具]カテゴリを選択します。

組み込み型集計表を使用すると、先ほど作成した集計表で、元のカテゴリへの関連付けを変更せずに、別のカテゴリが集計されます。

[家具]カテゴリを選択した後、[組み込み型集計表のプロパティ]ボタンをクリックして、組み込み型集計表に表示するフィールドを指定します。メニューから[ファミリとタイプ]、[個数]、[イメージ]フィールドを選択し、集計表に追加します。

[並べ替え/グループ化]タブの[並べ替え方法]ドロップダウン メニューで[ファミリとタイプ]を選択します。

完了したら、[OK]をクリックします。

作成された集計表は適切に整理されていないため、少し読みにくくなっています。

[組み込みプロパティ]ウィンドウを使用すると、要件に合わせて集計表をカスタマイズできます。

プロパティ パレットで組み込み型集計表の[編集]をクリックします。

[組み込み型集計表]ウィンドウで、[組み込み型集計表のプロパティ]をクリックします。

[組み込み型集計表のプロパティ]ウィンドウの[並べ替え/グループ化]タブで、[各インスタンスの内訳]ボタンをオフにして、各家具アイテムが部屋ごとに 1 回のみ現れるようにします。各部屋の家具の合計数を表示するには、[合計]ボタンをオンにします。

[書式]タブで[個数]を選択し、[計算]ドロップダウンをクリックして[合計を計算]を選択します。

組み込み型集計表を使用して、選択したカテゴリのコンポーネントに関する追加情報を表示します。