ビデオ: シート上でビューを回転させる

モデルの屋根要素に鼻隠しを追加します。

このビデオは、次のことを示します。

  1. ビューとタイトル記号を 90 度回転させる。
  2. [プロジェクトの北]を変更することによって、ビューを回転させる。
  3. ビューのトリミング領域を回転させる。
注: このビデオは、Revit 2019 を使用して作成されました。Revit LT を使用して手順を実行するときは、機能やユーザ インタフェースが異なる場合があります。

トランスクリプト

Revit でシートを構成する場合、ビューをプロジェクト ブラウザからドラッグしてシートに配置します。シートの構成中に、シートに適切に収まるようにビューの回転が必要となる場合があります。

ビューがシートに配置された後に、ビューを選択します。オプション バーで、ドロップダウン矢印を使用して[シートで回転]を設定します。ビューを時計回りまたは反時計回りに 90 度単位で回転させます。この操作でビュー全体およびビューに関連付けられたタイトル記号が回転します。ここでは、両方の平面図が反時計回りに回転します。このビューの回転方法は、ビューを特定の図面枠方向に一致させる場合に使用することがあります。

シート上でビューを回転させる別の方法として、モデルの[プロジェクトの北]を変更する方法があります。たとえば、この建物の長い方の軸が主軸となるようにシート上に配置するとします。ビューポートの内側をダブルクリックしてアクティブにします。[管理]タブの[位置]をクリックして、[プロジェクトの北を回転]を選択します。ダイアログで[選択した線または面に位置合わせ]を選択します。ここで、斜めの棟の壁の 1 つを選択します。コマンドの処理が終了すると、両方の平面図が回転して、長い方の棟がシートの水平軸と垂直軸に位置合わせされます。

同じ操作を繰り返しますが、今回は、[プロジェクトの北]を選択して時計回りに 90 度回転させます。これで[プロジェクトの北]が変更され、長い方の棟がシートの垂直方向に位置合わせされます。

ビューを回転させる 3 番目の方法として、ビューのトリミング領域を直接回転させる方法があります。ビューポート内でダブルクリックして、ビューをアクティブにします。ビュー コントロール バーで、トリミング領域の表示をオンにします。トリミング領域を選択して、[修正]タブの[回転]をクリックします。トリミング領域を回転させる際、トリミング領域は常にアプリケーション フレームに方向付けされるため、トリミング領域を回転させていても、トリミング領域内のモデルが回転しているように見えることに注意してください。

期待した結果を得るには、位置合わせするトリミング領域のエッジの方向を示して回転操作を開始するのが最適です。ここでは、回転の最初のクリックで、トリミング領域の上部エッジの方向を示します。2 回目のクリックは、最初にクリックしたエッジに位置合わせするモデル内の要素に合わせます。ビューが回転します。ここでは、ビューのトリミング領域を回転させるので、2 階の平面図は影響を受けません。

ビューをレイアウトする場合は、これらの 3 つの方法のいずれかを使用し、必要に応じてシート上でビューを回転させます。