ビデオ: 壁の端部でレイヤをラップする

複層壁の各レイヤを端部でどのように仕上げるかを定義します。

このビデオでは、次の操作について説明します。

  1. ラッピングを確認できるようにビューのプロパティを設定します。
  2. 外壁からラップするための壁のレイヤを設定します。
  3. 特定のレイヤに対してラップの動作を変更します。
注: このビデオは、Revit 2020 を使用して作成されました。Revit LT を使用して手順を実行するときは、機能やユーザ インタフェースが異なる場合があります。

トランスクリプト

壁タイプの[端部処理]パラメータは、壁端部のマテリアル レイヤのラップ方法を決定するために使用される主要なコントロールです。壁構造には、ラッピング動作に影響を与える可能性のある他の設定があります。

変更によるラッピングへの影響を確認するには、表示スタイルを[シェーディング]に設定し、尺度を変更します。[表示]タブで、[細線]をオンにします。現在、壁には複数のレイヤがありますが、ラップが設定されているレイヤはありません。

端部でレイヤをラップするには、壁を選択して、プロパティ パレットで[タイプを編集]をクリックします。端部処理では、マテリアルのラップを外壁から内壁、または内壁から外壁に設定できます。この例では、レンガを壁端部の周囲でラップしたいため、[外壁]を選択して[適用]をクリックします。

レンガ、通気スペース、および断熱材がすべてラップしていることを確認できます。この壁では、レンガのみをラップしたいので、壁の構造を編集します。[アセンブリを編集]ダイアログで、[ラップ]見出しの下にある壁の通気と断熱材のレイヤのチェックマークをオフにします。

レイヤの関数と位置もラッピングの動作に作用することがあります。たとえば、石膏ボードの関数がレンガの関数に合わせて変更されると、レンガは石膏ボードにラップされます。下地と石膏ボードがコアに移動すると、レンガは壁の端部全体をラッピングします。

作成するモデルに合わせて、異なる条件の壁ラッピングになるように修正します。