クラスタ サービスの設定

詳細アイコン VRED でクラスタを使用してレイ トレーシングを行う方法については、クラスタのビデオを参照してください。

VRED は VREDClusterService プログラムを使用して、ネットワーク経由でサービスにアクセスできるようにします。現在、次のサービスがサポートされています。

Windows システムでは、VREDClusterService は VRED インストーラによって Windows サービスとしてインストールされます。すべてのサービスへのアクセスは既定でブロックされますが、後で必要に応じて設定できます。

VREDClusterSetup セットアップ ツールを使用すると、使用されているサービスを有効にしたり、これらのサービスを使用できるホストを設定することができます。また、このツールでログ メッセージを表示したり、Windows サービスをアクティブまたは非アクティブにすることができます。設定ファイルに対する変更は、ファイルを保存した後すぐに使用されます。クラスタ サービスを再起動する必要はありません。

有効な設定ファイルは次のようになります。

{
      "rules": [
          {
              "name": "Default",
              "serverNode": false,
              "statusPage": true,
              "vrpnServer": true
              "enabled": true,
              "clusterManager": true,
              "clusterQueue": true,
              "clusterRendering": true,
              "collaboration": true,
              "anyHosts": false,
              "hosts": [
              "localhost"
              ],
          }
    ]
}

許可されるホストのリストには、次のオプションを使用できます。

オペレーティング システムに応じて、設定ファイルは次の場所に保存されます。

Linux システムでは、VREDClusterService を実行するユーザのホーム ディレクトリにファイルが保存されていることが重要です。

VREDClusterService のコントロールは、設定ツール以外に、システム環境変数で行うこともできます。

設定を無視して、すべてのサービスへのアクセスを許可するには、以下を使用します。

設定を無視して、すべてのサービスへのアクセスをブロックするには、以下を使用します。

設定ファイルを無視して、指定した設定文字列を使用するには、以下を使用します。

VREDClusterService をコマンド ラインから起動するときにオプション -a を使用すると、VRED_CLUSTERSERVICE_DISABLE_ALL=1 が設定されていない場合、すべてのサービスにアクセスできるようになります。オプション -s config.json を使用すると、設定ファイルのパスを指定できます。

ログ ファイルの場所

ログ ファイルは、Temp フォルダに保存されます。ログの場所は、クラスタ サービスの開始方法によって異なります。Windows サービスとして実行している場合、ログの場所は[スタート]メニューで指定された場所と異なります。