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クラスタの使用については、以下を参照してください。
トラブルシューティングのヒントについては、「 クラスタ マネージャのトラブルシューティング 」を参照してください。
これらのリファレンス情報については、「 [クラスタ マネージャ]ダイアログ 」を参照してください。
アイコン バー
[開始]: クラスタを開始します。
[停止]: クラスタを停止します。
[クラスタ設定]: ファイルから設定をロードする[クラスタ設定]ウィンドウにアクセスするか、設定コードを入力または貼り付けて編集します。通常の編集オプションにアクセスするには、[設定]フィールド内で右クリックします。完了したら、[OK]をクリックします。
[表示設定]: (Powerwall または CAVE などに)投影するクラスタを設定できる、[ディスプレイ設定]ダイアログ ボックスを開きます。次の「*ディスプレイ設定*」セクションを参照してください。
ディスプレイ設定
(Powerwall または CAVE などに)投影するクラスタを設定できる、[ディスプレイ設定]ダイアログ ボックスを開きます。投影、ディスプレイ、ウィンドウ、およびビューポートを追加してから、これらのアトリビュートをカスタマイズします。終了したら、[適用]をクリックしてから、[OK]をクリックします。
このセクションには、ディスプレイの設定に追加されたすべての投影が表示されます。[投影を追加]をクリックしてから、右側の[投影]プロパティを使用して名前を変更し、投影のタイプを設定して、選択したディスプレイのアトリビュートをカスタマイズします。
投影を削除するには、[投影]リスト内で投影を選択し、[削除]をクリックします。
このセクションには、ディスプレイの設定に追加されたすべてのディスプレイ、ウィンドウ、およびビューポートが表示されます。ディスプレイのタイプを追加するには、次のいずれかをクリックします。
次のいずれかを追加したら、右側のプロパティを使用して、選択したディスプレイのアトリビュートをカスタマイズします。
これらのディスプレイのいずれかを削除するには、[ウィンドウとビューポート]リストでディスプレイを選択し、[削除]をクリックします。
クラスタ オプション
これらのクラスタ オプションにアクセスするには、ツリー内の[オプション]のエントリをクリックします。
[データの圧縮]: VRED のシーングラフをクラスタ ノードに転送するのに使用する圧縮方法。
[オフ]: 圧縮なし。
[中]: 高速だが低い圧縮率。
[高]: 低速だがより高い圧縮率。
[イメージの圧縮]: レンダリングされたイメージをクラスタ ノードから VRED に転送するのに使用する圧縮方法。
[オフ]: 圧縮なし。
[低(ロスレス)]: 品質を損なわない低い圧縮。
[中(ロッシー)]: 1/3 の固定圧縮率で高速。
[高(ロッシー)]: 低速だが高い圧縮率。
[アクションを開始/停止]: このオプションは、クラスタの停止またはクラスタのクラッシュ時にレンダリング時間が非常に長くなるのを防止するために使用できます。
[何もしない]: クラスタの開始またはクラスタの停止時に何もアクションを実行しません。
[ダウンスケールをオフ/オン]: ダウンスケールをクラスタの開始時に[オフ]、クラスタの停止時に[オン]に切り替えます。
[レイトレーシングをオン/オフ]: クラスタのレンダリング中はレイトレーシングを有効化し、クラスタの停止時には OpenSG レンダリングを使用します。
[レンダリングをオン/オフ]: クラスタが実行されていない場合に、レンダリングを[オフ]に切り替えます。
[静止画スーパーサンプリング]: 静止アンチエイリアシング中に、CPU 使用率が非常に低下している場合、イメージ サイズを大きくして使用率を高めます。2x2 のスーパーサンプリングで、クラスタで 4 ピクセルのレンダリングした後、単一のピクセルに結合します。同じレンダリング品質を得るには、イメージ サンプルの数は 4 分の 1 に縮小する必要があります。(9 では 3x3、16 では 4x4)
[均質なクラスタ]: 選択されていない場合、ロード バランサはクラスタ接続の開始時にレンダー ノードのパフォーマンスを計測します。選択されている場合、ロード バランサはレンダー ノードが互いに同じパフォーマンスになると想定し、これらのパフォーマンスを計測しません。すべてのレンダー ノードで同じハードウェアを使用している場合は、不要な、かつ正確とは限らない計測を避けるために、このオプションを選択します。
[並行フレーム]: 多くのノード(100 を超える)で低解像度のレンダリングを行うクラスタでは、このオプションを使用してフレーム レートを上げます。ノードが 500 個あり、[並行フレーム]を 2 に設定した場合、250 のノードで 1 つのイメージをレンダリングしながら、250 のノードで次のイメージをレンダリングします。これにより遅延が大きくなるため、高いフレーム レート上でのみ使用する必要があります。
[フレーム バッファ]: VRED では、最後のイメージがネットワーク上で転送されている間に、新しいイメージをレンダリングすることができます。低速なインターネット接続でフレーム バッファ数を増やすと、フレーム レートが増加する場合があります。
ネットワーク オプション
これらのネットワーク オプションにアクセスするには、ツリー内の[ネットワーク]のエントリをクリックします。
[説明]: ドキュメントのみです。
[有効]: これを選択しない場合、このネットワークに接続しているすべてのノードはクラスタ レンダリング時に使用されません。
[暗号化済み]: ネットワークの通信全体が暗号化されています。各セッションに対して新しいキーが使用されます。通信では、ネットワーク セッションのリスニングと記録に対して保護されます。ネットワーク インフラストラクチャへの攻撃や巧妙な「中間者攻撃」を想定している場合は、暗号化ハードウェアまたは署名証明書によって保護される暗号化など他の機構の使用を検討する必要があります。
暗号化には、次のアルゴリズムが使用されています。
鍵交換: Unified Diffie-Hellman、Ephemeral Unified Model Scheme (X9.63) または Static Unified Model (NIST)。1024 ビット
トランスポート レイヤ セキュリティ: AES128 ビット。
[ネットワーク タイプ]: 次のネットワーク タイプ オプションがあります。
[イーサネット]: 標準のネットワーク接続
[インフィニバンド]: Linux では ibverbs インタフェースを使用して、インフィニバンド ネットワーク カードと通信します。これによって IPoIB を使用するよりも高速となる場合があります。インフィニバンドを使用可能にするには、ノードもイーサネット上でアクセスできる必要があります。
[ネットワーク速度]: VRED では、このオプションを使用して通信を最適化します。ほとんどの場合、[自動]を選択します。10GBit イーサネットでは、[10 ギガビット]を選択することでスループットを向上できます。1GBit スイッチへの 10GBit リンクがある場合は、[1G に 10G アップリンク]を選択します。
[サービス ポート]: これは、VREDClusterService が受信接続をリスニングしている TCP ソケット ポートです。このポート経由の通信は、ファイアウォールによってブロックされていない必要があります。8889 が既定のポートです。別のポートで VREDClusterService を開始するには、-p
オプションを使用します。
これらの計算ノード オプションにアクセスするには、ツリー内の[ネットワーク]の下にあるいずれかのエントリをクリックします。
[名前]: 計算ノードの IP アドレスまたはホスト名。
[有効]: これを選択しない場合、このノードはクラスタ レンダリングに使用されません。
[レイトレーシングを使用]: 選択されていない場合は、レイトレーシングにこのノードが使用されず、レイトレーシングのライセンスは不要になります。
[アクティブな GPU]: レイトレーシングに使用する GPU ID を一覧表示します。たとえば 1,2。このフィールドが空の場合、すべての GPU がレイトレーシングに使用されます。