メタデータ エディタを使用して、キー/値を管理し、特定の情報をクエリー検索します。これにより、シーングラフの複雑さが軽減され、シーンの設定とバリアントをコントロールできます。ソフトウェアに依存しないパイプライン統合のために、プロセス全体を通してコンポーネント情報を転送します。CATIA、DGN、Inventor、IGES、JT、NX、CREO、SolidEdge、SolidWorks、STEP、PLMXML から読み込んだメタデータなど、複数のメタデータ セットを使用できます。カスタム セットと、カラー付きタグなどのユーザ固有の視覚化メタデータを追加します。セットをお気に入りに指定して保存します。ノード間およびカテゴリ間でセットをコピーして貼り付けます。メタデータに、文字列、ブーリアン、日付、時刻などの特定のデータ タイプを割り当てます。また、他のモジュールのメタデータの検索とフィルタも含まれています。
検索とフィルタ
検索には、基本検索と高度な検索の 2 つのモードがあります。高度な検索は、Python スクリプトベースおよびウィジェットベースです。
基本検索の場合は、検索フィールドに検索語句を入力します。リストが更新され、検索語句を含むエントリのみが表示されます。[X]をクリックして検索をクリアします。より正確な検索結果を得るには、次のツールを使用します。
[検索の深さ]: フラット一致と再帰的一致を切り替えます。無効にすると、トップレベルの一致のみが表示されます。有効にすると、階層の深い方での一致が表示されます。
[フィルタ]: フィルタのオン/オフを切り替えます。表示されているコンテンツがフィルタされると、
が
に変わります。
フィルタ選択:
を押すと、フィルタ設定を構成するための[フィルタ選択]メニューが開きます。次の中から選択します。
高度な検索を行うには、 をクリックします。これにより、基本検索から検索語がクリアされ、Python スクリプトベースおよびウィジェットベースの検索クエリーを入力するためのフィールドが表示されます。
基本検索に戻るには、 をクリックして高度な検索を無効にします。
インタフェースと高度な検索の実行の詳細については、「高度な検索」を参照してください。
マテリアルにタグが割り当てられている場合、またはシーングラフ、カメラ エディタ、ライト エディタ、またはシーンプレート エディタのコンテンツにメタデータ セットが割り当てられている要素がある場合、それらの要素がメタデータ エディタに表示されます。 を使用して、一覧表示されるコンテンツのタイプを選択します。次から選択します。
[セット]: シーン内に存在するすべてのメタデータ セットを表示します。セットまたは割り当てられたオブジェクトが選択されているかどうかに関係なく、テーブルにはすべてのセットのエントリが表示されます。
シーングラフ、マテリアル エディタ、カメラ エディタ、ライト エディタ、シーンプレート エディタ、およびすべてのオブジェクト: メタデータ セットまたは直接エントリが割り当てられているシーンのすべてのオブジェクトを表示します。テーブルには、オブジェクト自体を選択したときに選択によって決定されたエントリ、つまり設定されたエントリ、オブジェクト エントリ、または割り当てられたすべてのエントリが表示されます。
選択フィルタ: オンにすると、最後のセクションを有効にします。ビューポートまたは他のモジュールで最後の選択が実行されたオブジェクトは、以下のリストに表示されます。
リスト ツリー
ノード アトリビュート エディタを使用する場合と同様に、リスト ツリーとそのオプションを使用して、ノードにメタデータとカスタム値を追加します。リスト ツリー固有のアイコンのリストを次に示します。その他はすべて各種エディタで使用され、そのリストは ノード アイコン にあります。
使用中のアイコン | 識別 |
---|---|
![]() |
オブジェクト(パースビュー カメラ)に直接割り当てられる![]() |
![]() |
オブジェクト(球状ライト)に直接割り当てられる![]() |
![]() |
オブジェクト(マテリアル アセット、マテリアル スイッチ、環境アセット)に直接割り当てられる![]() |
![]() |
オブジェクト(グループ ノードまたはジオメトリ ノード)に直接割り当てられる![]() |
![]() |
![]() ![]() ![]() |
メタデータ テーブル
検索とフィルタ オプションを使用してコンテンツをすばやく検索するには、このテーブルを使用します。
次の 5 つの列があります。追加、削除、再配置、サイズ変更ができます。 を使用して、列を追加または削除するメニューにアクセスします。
をクリックしてメニューをフィルタします。一部の列はフィルタでき、一部の列は検索できることに注意してください。
アイコン: 次のアイコンが表示されます。アイコンは、タグまたはエントリと、その場所を示します。これらはカスタムのカラーを付けることができます。
[割り当て]: マテリアル名やノードなど、エントリが割り当てられているセットまたはオブジェクトが表示されます。
[タイプ]: メタデータ エントリのタイプ(文字列や整数など)を示します。
[キー]: メタデータ キーの選択した名前(説明など)を表示します。
[値]: そのタイプの定義されたメタデータ値(VRED-Tag など)を表示します。
テーブル列名の右側には、 が表示されます。クリックすると、列リストを含むメニューにアクセスします。列を表示するオプションを選択し、非表示にするオプションを選択解除します。
フィルタできる列の場合は、 をクリックして、その列に固有のオプションのメニューにアクセスします。
表示されているコンテンツがフィルタされると、 が
に変わります。
これらのオプションは、[アイコン]列と[タイプ]列の両方に共通です。
これらのオプションは[アイコン]列に固有で、他のフィルタと組み合わせて使用して、検索をさらに絞り込むことができます。
[タイプ]列に固有のオプションを選択すると、そのタイプのすべてのメタデータセットが表示されます。したがって、[文字列]を選択すると、文字列タイプが割り当てられているメタデータ セットのみが表示されます。
[割り当て]、[キー]、[値]列の フィールドに簡単な検索語句を入力します。列に検索結果が表示されている場合、
が
に変わります。
検索をクリアするには、検索語句の横の[x]をクリックするか、検索フィールドのコンテンツを削除します。
アイコン バー
[作成]: セットまたはエントリを作成します。
[セットを複製]: 選択したセットの複製を作成します。
[セットを削除]: 選択したセットを削除します。
[すべてのオブジェクトを選択]: シーングラフ内の割り当てられたメタデータを持つすべてのオブジェクトを選択します。
[セットの割り当て先]: 選択したセットを、最後の選択や、選択したノード、マテリアル、カメラ、ライト、シーンプレートなどの選択した割り当てに割り当てます。
[選択したセットを削除]: 現在のオブジェクトから選択したセットのみを削除します。
[すべてのセットを削除]: 選択したオブジェクトからすべてのセットを削除します。
[すべてのエントリを削除]: 選択からすべてのエントリを削除します。
[割り当てられていないすべてのセットを削除]: オブジェクトに割り当てられていないすべてのセットを削除します。
[フォーカス モード]: 現在フォーカスされているリストの内容を横のテーブルに表示します。有効にしてデュアル リストを表示すると、フォーカスされたリスト内の選択に関係なく、最後にアクティブだったリストがハイライト表示され、そのリスト内のすべてのメタデータ要素が表示されます。無効にすると、テーブルには現在の選択の内容のみが表示されます。
マテリアル エディタでは、いくつかのホットキーを使用できます。
Ctrl + A
すべて選択Ctrl + C
コピーCtrl + D
複製Ctrl + R
名前変更Ctrl + V
貼り付けBackspace
選択した割り当てを削除Del
削除