ダウンスケール

[ダウンスケール]を使用して表示品質を下げる方法について説明します。

重要:

お使いの VRED とビデオを収録した VRED とではバージョンが異なる場合があります。更新された手順については、次のビデオ キャプションを参照してください。

[詳細を確認]アイコン ダウンスケールの追加情報については、以下を参照してください。

ビデオ キャプション: Autodesk VRED Professional ビデオ チュートリアル シリーズへようこそ。複雑なシーン内でも、インタラクティブなリアルタイム ワークフローを確実に使用できるようにする Autodesk VRED の機能が注目されています。この機能を調べるために、テスト シーンを設定しました。このシーン内で、このプロセスについて説明します。

VRED に読み込まれた CAD モデルを使用しています。ご覧のとおり、レイトレーシング モードがアクティブになっています。つまり、すべてのリプリゼンテーションと必要な計算が CPU のプロセッサコアによって処理されています。データ セット全体が、コンピュータの作業メモリである RAM に読み込まれています。

複雑なシーンのリアルタイム表示を確実に行うには、表示品質を下げる必要が生じる場合があります。VRED では、ツールバーのメイン メニューの下にある[ダウンスケール]コマンドを使用して、この操作を実行できます。

このコマンドに移動し、マウス ボタンを押したまま選択すると、サブメニューが展開され、[低]、[中]、[高]が表示されます。これらのカテゴリは、表示品質がどの程度低下するかを示します。

[低]を選択すると、ビューポートのレンダリングは 2 ピクセルごとに処理されます。[中]を選択すると、4 ピクセルごとに処理されます。[高]を選択すると、8 ピクセルごとに処理されます。したがって、シーンの範囲と複雑さに合わせて表示品質を個別に調整することができます。ただし、品質が低下しても、照明を使用してマテリアルの外観をリアルタイムで判別する便利な機能は保持されます。

[中]を選択すると、表示品質は低下しますが、ナビゲーションはスムーズになるため、ワークフローの問題は解消されます。

ダウンスケール モードはレイトレーシングでのみ使用可能で、関連性があります。なぜなら、OpenGL でピクセル量を減らしてもシーンのパフォーマンスにはほとんど影響しませんが、レイトレーシングでのパフォーマンスはレンダリングするピクセルの量に大きく依存するからです。