RGB でレンダリングするときに、スペクトルを VRED の RGB ベースのカラー スペースに変換すると、負の値が作成される可能性があるため、カラー色域外のライト カラー スペクトルに対するクランプを改善しました。RGB とスペクトル レンダリングで非常に近い結果が得られるようになりました。
旧バージョンの VRED では、特にレイごとに波長が 1 つ含まれている Ray ファイルを使用する場合は、カラーが不正確になることがありました。
計算が不正確になるのを避けるには、マテリアル カラーの RGB 値が 0 ~ 1 の範囲になるようクランプする必要があります。
この変更は、色域外のカラーが発生した場合に、レンダリング結果に大きく影響します。RGB の値が正の場合は、影響を受けません。
色域外のカラーをクランプするには、レイライトを選択した状態で、[ライト エディタ] > [ライトの設定]タブ > [Ray ファイル]セクションに追加された[エミッタ円錐]オプションを使用します。