ライフサイクル ステータスのコントロールを編集する

ライフサイクル定義に割り当てられているファイルのパージ設定を設定して、Vault ファイルの保存を管理します。

注: この機能は Autodesk Vault Professional エディションで使用できます。ライフサイクル定義は複数のエンティティに適用される一方で、コントロール設定は Vault ファイルのみに適用されます。

コントロール設定を設定する

  1. [ツール] [管理] [Vault 設定]の順にクリックします。
  2. [Vault 設定]ダイアログ ボックスで、[動作]タブ [ライフサイクル]の順にクリックします。
  3. [ライフサイクル定義]ダイアログ ボックスで、ライフサイクル定義名を選択し、[編集]をクリックします。選択した定義名がタイトル バーに表示されます。
  4. [ライフサイクル ステータス]グリッドで、編集するステータスを選択し、[コントロール]タブをクリックします。
  5. 対象のステータスがリリース済みの場合は、[「リリース済み」ステータスにする]チェック ボックスをオンにします。
    注: リリース済みステータスのファイルのバージョンは、常に 1 つ以上保持されます。
  6. 対象のステータスが廃番の場合は、[「廃番」ステータスにする]チェック ボックスをオンにします。
  7. 次のオプションの 1 つを選択します。
    • [すべて]: このステータスのバージョンは、パージを実行しても削除されません。このオプションは、作成済みのバージョンが少ないステータスや、各バージョンの重要性が高いステータスに推奨されます。
    • [最初と最後]: このステータスのバージョンは、各シリーズの最初と最後のバージョンを除き、パージ中にすべて削除されます。このオプションは、最初と最後のファイル間の変更内容が有用なステータスで使用します。
    • [最後]: このステータスのバージョンは、各シリーズの最後のバージョンを除き、パージ中にすべて削除されます。このオプションは、ファイルが対象ステータスであったことを示す記録が重要であるステータスに推奨されます。
    • [なし]: このステータスのバージョンは、パージの実行後に、親ファイルで使用されているバージョンを除いてどれも保持されなくなります。
    注: 選択したオプションには、パージの基本的なルールも適用されます。
    重要: このステータスのバージョンのレコードは、パージ後に存在しなくなります。
  8. 既存のバージョンのファイルのライフサイクル ステータスに対してパージ制限を適用するには、[既存のファイル バージョンを含める]チェック ボックスをオンにします。
    注: このボックスがオフの場合、パージ バージョンのコントロール設定は、新しいファイル バージョンにのみ適用されます。
  9. 変更を保存してダイアログ ボックスを閉じるには、[OK]をクリックします。