各アプリケーション XML ファイルを編集することで、ダイナミック プロパティ カテゴリ内の並べ替え順序を設定し、プロパティの表示をコントロールすることができます。
Vault Data Standard ごとに 1 つずつ、3 つの xml ファイルがあります。
これらのファイルはインストーラによってインストールされませんが、Vault でファイルを作成するとき、または[Vault Data Standard]ダイアログ使用時に初めて Inventor または AutoCAD のファイルを保存するときに、自動的に生成されます。
これらのファイルは次の場所に格納されています。
管理者は、これらの XML ファイルを使用して、VDS ダイアログに表示されるプロパティの順序を変更したり、ダイアログにプロパティが表示されないようにすることができます。
ダイナミック プロパティ
各ファイルには DynamicProperties というルート要素があり、このルート要素には DynamicPropertiesCategory が子として含まれています。
DynamicPropertiesCategory
DynamicPropertiesCategory は Vault カテゴリを表し、そのカテゴリのすべてのプロパティをグループ化します。
次の 2 つの属性を持っています。
DynamicProperty
DynamicPropertiesCategory には DynamicProperty が含まれています。これは、VDS ダイアログのダイナミック プロパティ グリッドに表示されるプロパティのリストに対応しています。DynamicProperty には「Hidden」という 1 つの属性があります。これは「True」または「False」に設定できます。既定では、どのプロパティにもその属性はありません。つまり、プロパティはすべて表示されます。
ダイアログに表示されるプロパティの順序を変更する方法について教えてください。
各 DynamicPropertiesCategory 内の DynamicProperty エントリの順序は、VDS ダイアログに表示される順序を表します。順序を変更するには、エントリを手動で上または下に移動して、ファイルを保存します。次回ダイアログ ボックスを開くと、プロパティは指定した順序で表示されます。
カテゴリのプロパティを追加または削除すると何が起こりますか?
Vault のカテゴリにプロパティを追加すると、プロパティはリストの末尾に追加されます。プロパティを削除すると、XXXDynamicProperties.xml のエントリは、リストから手動で削除しない限り保持されます。