Vault をアタッチすると、他のサーバまたは同じサーバ(ただしディスク上の別の場所に移動した)Vault に再接続できます。
マルチサイト環境で Vault をアタッチした場合、他のすべてのサイトではその Vault は既定によって無効になります。これらのサイトでは、Vault を有効にする必要があります。
注: マスター Vault をアタッチしたら、Vault にユーザを追加して、ユーザが Vault にアクセスできるようにします。
Vault のアタッチ(基本)
Vault データ ファイル(.mdf)および関連するログ ファイルがともに SQL データ フォルダに保存されている場合は、次の手順を実行して Vault をアタッチします。
- Autodesk Data Management Server Console を起動します。
- ナビゲーション ペインで、Vault フォルダを選択します。
- [アクション] > [アタッチ]の順に選択します。
- [Vault をアタッチ]ダイアログで、[基本]タブを選択します。
- [利用可能なデータ ファイル]一覧で、アタッチするデータ ファイルを指定します。[利用可能なデータ ファイル]一覧は、SQL データ フォルダ内の .mdf ファイルからコンパイルされます。目的のデータ ファイルが見つからない場合は、[詳細設定]タブに移動して、フォルダを指定します。
- ファイル保管場所名を入力するか、参照ボタンをクリックしてファイル保管場所を指定します。
- Vault の名前を入力します。
- [ファイル保管場所を検証]チェック ボックスをオンにすると、データベース内に記録されているすべてのファイルを、ファイル保管場所のファイルと照合して検証します。次のいずれかのオプションを選択します。
- 標準: 検証では、ファイルのチェックサムが使用され、それらのファイルが Vault にチェックインされたときのファイルと同一であるかがチェックされます。
- クイック: チェックサムは実行されず、予定のパスにファイルが存在するかどうかのみチェックされます。
注: [ファイル保管場所を検証]チェック ボックスは既定でオンです。ファイル保管場所の検証をスキップするオプションは、Autodesk Vault Professional でのみ使用できます。
- [OK]をクリックします。
Vault のアタッチ(詳細設定)
Vault データ ファイルおよびログ ファイルが SQL データ フォルダに保存されていない場合は、次の手順を実行して Vault をアタッチします。
- Autodesk Data Management Server Console を起動します。
- ナビゲーション ペインで、Vault フォルダを選択します。
- [アクション] > [アタッチ]の順に選択します。
- [Vault をアタッチ]ダイアログ ボックスで、[詳細設定]タブを選択します。
- [データ ファイル]フィールドに、アタッチするデータ ファイルの名前を入力するか、参照ボタンをクリックしてデータ ファイル(.mdf)のサーバを指定します。
- [ログ ファイル]フィールドに、データ ファイルに関連するトランザクション ログ ファイルの名前を入力するか、参照ボタンをクリックしてトランザクション ログ ファイル(.ldf)のサーバを指定します。
- [ファイル保管場所]フィールドにファイル保管場所の名前を入力するか、参照ボタンをクリックしてファイル保管場所を指定します。
- [Vault 名]フィールドに、Vault の名前を入力します。
- [ファイル保管場所を検証]チェック ボックスをオンにすると、データベース内に記録されているすべてのファイルを、ファイル保管場所のファイルと照合して検証します。次のいずれかのオプションを選択します。
- 標準: 検証では、ファイルのチェックサムが使用され、それらのファイルが Vault にチェックインされたときのファイルと同一であるかがチェックされます。
- クイック: チェックサムは実行されず、予定のパスにファイルが存在するかどうかのみチェックされます。
注: [ファイル保管場所を検証]チェック ボックスは既定でオンです。ファイル保管場所の検証をスキップするオプションは、Autodesk Vault Professional でのみ使用できます。
- [OK]をクリックします。