カスタム ジョブを作成する

カスタム ジョブをライフサイクルの遷移に関連付けます。

カスタム ジョブをライフサイクルの遷移に関連付けます。

カスタム ジョブを作成するには 2 つの手順が必要になります。最初に、管理者がライフサイクルにカスタム ジョブを追加します。2 つ目として、プログラマがジョブを作成します。

まず、カスタム ジョブをライフサイクルに追加します。この手順を実行するには、管理者である必要があります。

  1. [ツール] > [管理] > [Vault 設定]をクリックします。
  2. [Vault 設定]ダイアログ ボックスで、[動作]タブ > [ライフサイクル]をクリックします。
  3. [ライフサイクル定義]ダイアログ ボックスで、ライフサイクル定義(「基本リリース プロセス」など)をクリックし、[編集]を選択します。選択した定義名がタイトル バーに表示されます。
  4. [ライフサイクル ステータス]一覧から、編集するライフサイクル ステータスを選択し、[変更]タブをクリックします。
  5. [編集]をクリックして[変更]ダイアログ ボックスを開き、[カスタム ジョブ タイプ]タブを選択します。
  6. [追加]をクリックし、[新しいカスタム ジョブ タイプ名を入力]フィールドに名前を入力して追加します。[OK]をクリックします。
  7. 注: 通常の命名規則では、任意のジョブ タイプの前に会社名を付けます。
  8. [OK]をクリックして[変更]ダイアログ ボックスを閉じます。
  9. このライフサイクルを通じてオブジェクトが遷移すると、そのたびに、このカスタム ジョブ タイプが開始されます。

  10. 他の遷移でこのカスタム ジョブを有効にするには、手順 3 ~ 5 を繰り返して、新しいカスタム ジョブを作成せずに、既存のカスタム ジョブ タイプを指定します。

次に、プログラマがジョブ(Job Processor への新しいプラグイン)を作成します。ジョブは、.NET DLL として定義されたコードです。どのジョブを実行するのかを決めます。

注: これは、サービスとして実行し、UI コードを回避するためです。
  1. .NET アセンブリを作成します。
  2. プロシージャを設定します。
  3. プロシージャを特定のフォルダの場所に配置します。
  4. 拡張機能を検索してロードするように、Job Processor を設定します。拡張機能は、次回の Job Processor の実行時にロードされます。
  5. Job Processor は、プラグインが処理できるものと一致するジョブ タイプを見つけると、そのジョブをプラグイン コードに送信します。

詳細については、「Autodesk Vault 開発者用ツール」を参照してください。