[アイテムの割り当てを設定]ダイアログ ボックスで、重複するアイテムの処理方法や、アイテムの割り当てまたはアイテムの更新時に BOM 行を自動的に表示するか、非表示にするかを設定します。デザイン ドキュメントのアイテム割り当てを無効にすることもできます。
アイテム割り当て動作を設定する
- を選択します。
- [アイテム]タブをクリックします。
- [アイテムを割り当て]領域の[設定]をクリックし、[アイテムの割り当てを設定]ダイアログを開きます。
- リスト内で重複する最初のアイテムを Vault で自動的に選択し、選択済みのファイルに割り当てるかどうかを選択します。このオプションを選択しない場合は、新しいアイテムが作成されます。
このオプションを選択した場合は、[同等値]プロパティに基づいて、子 BOM コンポーネントと既存のアイテムとのリンクの確立が試行されます。
注: 標準コンポーネントの場合は、既存のアイテムとのリンクの確立が常に試行されます。
- [ユーザによるオーバーライドを許可]チェック ボックスは、Vault で自動選択されたアイテム以外の重複アイテムをユーザが選択できるようにする場合にオンにします。
- アイテム割り当て時に BOM 行を表示する方法を設定する場合は、次のいずれかのオプションを選択します。
- [なし]: 既存のアイテムにリンクしているコンポーネントが非表示に設定されます。新しいアイテム行はすべて非表示に設定されます。
注: これが新しい Vault の既定の設定です。
- [既存のアイテムのみ]: 既存のアイテムにリンクしているコンポーネントが表示に設定されます。アイテムにリンクしていないコンポーネントは、BOM コンポーネントとして維持されます。
- [すべて]: 既存のアイテムにリンクしていないコンポーネントに新しいアイテムが作成されます。すべての新しい行が表示に設定されます。
注: これは、Vault 2014 以前のリリースからマイグレーションした Vault の既定の設定です。
注: 上記のルールは、行がアイテムにリンクされるまで適用されます。行のアイテムを指定しても、以降の更新時に行は表示または非表示に設定されません。
- [設計の BOM に基づいて BOM 行をグループ化]は、CAD アプリケーションでの BOM 行のマージ状況に基づいて、BOM 行をマージまたはマージ解除する場合にオンにします。
このチェック ボックスをオフにすると、CAD アプリケーションでの BOM 行のマージ状況に関係なく、BOM 行が自動的にマージされます。
たとえば、Inventor で BOM 行がマージ解除されており、このチェック ボックスをオフにした場合、Inventor で行がマージされているかどうかに関係なく、Vault では行が自動的にマージされます。
注: マージした BOM 行は、BOM ビューにマージ

アイコン付きで表示されます。
- サブコンポーネントについて、割り当てイベントまたは更新イベント時に Vault で作成するリンクのタイプを選択します。
注: 選択内容は、新しいサブコンポーネントのリンクにのみ適用されます。既存のリンクは更新されません。
リンク タイプの詳細については、「アイテムのリンクを使用する」を参照してください。
- .idw ファイルなどの設計ファイルへのアイテム割り当てを無効にする場合は、[デザイン ドキュメント ファイルの割り当てを無効化]チェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスをオンにすると、設計ファイルはそれ自体が表すアイテムのみにリンクされます。
- このオプションが設定されていない場合、モデルに 1 次を設定すると、IDW は 3 次に設定されます。
- このオプションが設定されておらず、IDW が 1 次リンクである場合、このオプションを後で設定すると、そのアイテムを更新できなくなります。最初にモデルを 1 次リンクに設定する必要があります。
- アイテム データを持つことができるが、まだデータがない CAD ファイルにアイテムの割り当てられないようにするには、[ファイルにアイテム データがない場合はアイテムの割り当てをブロック]を選択します。
このオプションは、既定でオンに設定されています。
- [OK]をクリックして変更を保存します。