プロパティを更新する: Vault Add-in

ファイルのプロパティは、Autodesk Vault 内のデータにマッピングできます。マッピング済みのプロパティを編集した場合は、[ファイル プロパティを更新]コマンドを使用してデータを更新できます。これにより、データと割り当て済みのプロパティの同期を維持できます。

プロパティのマッピングの詳細については、「管理者のタスク」セクションの「プロパティの管理」を参照してください。

AutoCAD Vault Add-in

注: この機能は Autodesk Vault Professional エディションで使用できます。

データと割り当て済みのプロパティの同期を維持するには、AutoCAD または Autodesk Mechanical の[プロパティを更新]機能を使用します。

[プロパティを更新]機能は Vault の履歴テーブル機能と統合され、その結果、履歴ブロック データが Vault のリリース情報と同期化され続けます。

プロパティを更新

Vault のファイルにマッピングされている Vault の CAD プロパティが更新され、Vault 内で加えられたすべての変更が反映されます。

注: AutoCAD のブロック属性を使用してマッピングされたプロパティに等価性が準拠していないエラーが含まれている場合は、そのプロパティの設定を変更し、[作成]オプションを[いいえ]に設定する必要があります。エラーを解決するには、[Vault Client でファイルを更新](Refresh in Vault Client)をクリックします。詳細については、「プロパティをマッピングする」を参照してください。

Inventor Vault Add-in

Autodesk Vault ファイルのプロパティは、Autodesk Vault の CAD データにマッピングすることができます。マッピング済みのプロパティを編集した場合は、Autodesk Inventor の[プロパティを更新]機能を使用して CAD データを更新できます。これにより、データと割り当て済みのプロパティの同期を維持できます。 

[プロパティを更新]機能は Vault の履歴テーブル機能と統合されます。これにより、履歴ブロック データが Vault のリリース情報と同期されます。 

注: ファイルのプロパティに関するどの作業を実行する場合でも、事前にプロパティと Vault の履歴について理解しておくことが重要です。

プロパティを更新

[プロパティを更新]コマンドを実行すると、Autodesk Vault からファイルのプロパティが取得され、対応する Autodesk Inventor ファイルにマッピングされたプロパティが更新されます。最新のプロパティを取得する前に、ファイルをチェックアウトしておく必要があります。

[プロパティを更新]ダイアログ ボックスには、現在チェックアウトされており、更新が可能な Autodesk Inventor ファイルが一覧表示されます。

ツリー構造で Vault の内容を表示します。

一覧表形式で Vault の内容を表示します。

設定

親および子のプロパティの更新に関するオプションを表示します。

[プロパティを更新]の設定

子を含める
選択したファイルに従属するファイルの最新プロパティを取得します。
親を含める
選択したファイルが依存するすべてのファイルの最新プロパティを取得します。
[OK]
[プロパティを更新]ダイアログ ボックスに設定を適用します。
キャンセル
[プロパティを更新]ダイアログ ボックスの変更内容を適用せずに、[設定]ダイアログ ボックスを閉じます。

更新プロパティにアクセスする

    注: 割り当て済みのファイルから最新のプロパティを取得する前に、ファイルをチェックアウトしておく必要があります。
  1. Autodesk Inventor の Vault リボン タブで、[プロパティを更新]をクリックします。
  2. [プロパティを更新]ダイアログ ボックスに、現在チェックアウトされていて、更新可能なファイルが一覧表示されます。更新しないファイルがある場合は、そのファイルの前にあるチェック ボックスをオフにします。
  3. 選択したファイルの親と子を更新するかどうかを指定するには、[設定]をクリックします。
  4. [OK]をクリックします。

Autodesk Vault のプロパティにマッピングされている Vault の CAD プロパティが更新され、Autodesk Vault 内で加えられたすべての変更が反映されます。

Autodesk Vault Office

ファイル プロパティは、Autodesk Vault の Microsoft Office データにマッピングすることができます。マッピング済みのプロパティを編集した場合には、Microsoft Office の[プロパティを同期化]機能を使用して Microsoft Office データを更新することができます。こうすることで、データと割り当て済みのプロパティが同期します。ファイルのプロパティを Microsoft Office プロパティにマッピングする方法については、Autodesk Vault のヘルプを参照してください。

 Autodesk Vault のファイルにマッピングされている Microsoft Office のプロパティが更新され、Autodesk Vault 内で加えられたすべての変更が反映されます。

プロパティのマッピングの詳細については、「管理者のタスク」セクションの「プロパティの管理」を参照してください。

その他の Vault Add-In

    注: この機能は、一部のアドインでは提供されていません。詳細については、個別のアドインの説明を参照してください。
  • [Autodesk Vault ]リボンの[プロパティを更新]をクリックします。

    Autodesk Vault のファイルにマッピングされ、現在開かれているファイルのファイル プロパティが更新され、Vault 内で加えられたすべての変更が反映されます。

プロパティのマッピングの詳細については、「管理者のタスク」セクションの「プロパティの管理」を参照してください。

親トピック: プロパティ