Autodesk Vault を使用してプロジェクト ファイルを共有する

ある特定の設計を使用して作業を行うことになっているすべてのユーザは、同一の Inventor プロジェクト ファイルを共有または使用する必要があります。

注: Inventor LT はプロジェクト ファイルをサポートしません。

ボールトでプロジェクトがどのように使用されるのかを理解することが大切です。Autodesk Inventor プロジェクト ファイルによって定義されたある特定の設計を使用する場合は、Inventor プロジェクト ファイルが 1 つだけ存在します。プロジェクト ファイルを共有することで、すべてのユーザが適切なサーバ、データベース、およびプロジェクトのマッピングを使用できることが保証されます。エンド ユーザは最低限の設定を行うだけで済むため、一貫した方法で設計を構成できるようになります。ユーザが独自の Autodesk Inventor プロジェクト ファイルを作成しようとした場合、Vault ではファイルが正確な場所に追加または解決されるという保証はありません。 

Autodesk Inventor プロジェクト ファイルを共有する

  1. プロジェクト ファイルを含むすべてのファイル(設計)をボールトに追加すると、それらのファイルに他のユーザがボールトを使用してアクセスできるようになります。これらのファイルをボールトに追加する場合は、Autodesk Inventor で操作を行います。
  2. 各ユーザは、Autodesk Vault を使用して Vault 内のプロジェクト ファイルを参照し、そのコピーを各自の作業フォルダにコピーします。このとき、ファイルをローカルの作業フォルダにコピーするには、[最新バージョンを取得]コマンドを使用します。詳細については、「最新バージョンを取得」を参照してください。
  3. 設計を各自の作業フォルダにコピーしたら、Autodesk Inventor または Autodesk Vault を使用して編集が必要なファイルをチェックアウトします。これらのコマンドについては、「チェックイン」、「チェックアウト」、「チェックアウトの取り消し」を参照してください。

この方法を使用することで、安全なコラボレーション環境内ですべてのユーザがプロジェクト ファイルと設計データにアクセスできます。